• 温泉
  • FamousSpots
  • EasternArea

【中標津の養老牛温泉】日帰り温泉とからまつの湯が楽しめる

2014/9/3

養老牛温泉

養老牛温泉は摩周湖と野付半島の間に位置する中標津町の温泉地。北海道道々505号に沿って、ホテル養老牛と湯宿だいいちの2軒の宿泊施設があり、少し離れた場所に無料の混浴露天風呂のからまつの湯があります。宿泊施設以外には、残念ながら、レストラン・カフェ・お土産屋さん・コンビニといった独立したお店はありません。自然に囲まれた温泉地には、森のなかにシマフクロウ・エゾクロテンといった珍しいが生息し、各ホテルに姿を見せることもあるようです。近くには養老の滝・開陽台・摩周湖があります。

養老の滝の雰囲気を動画で確認できます。

▼養老の滝の様子

養老牛温泉は、1600年代にはアイヌの人々が利用していたという言い伝えがあるそうで、かなり歴史のある温泉です。アイヌ語で「それを水に漬けるところ」という意味。「それ」ってなんだろうって気になりますね。もともとヨローウシと呼ばれ、現在のような当て字があてられました。1920年に西村武重氏が養老園という温泉旅館を開いたのが養老牛温泉の基礎になっています。夏には渓流釣り・サイクリング・新緑・登山、秋には紅葉、冬にはスノーシューが楽しめます。各宿の宿泊者には、自転車とスノーシューを貸し出しているそうです。そうそう、温泉地には無料の駐車場もあります。ただ、休憩する以外には利用する目的は特に無いと思います。また、直通バスは残念ながらありません。

開陽台

開陽台は根室市の北西方面に位置する中標津町の丘。標高約270mの丘の頂上に円形の展望台があり、地平線に沿って330度をグルっと見渡せることで有名です。私はなぜ360度じゃないのか不思議でした。調べてみると地平線が丸く見える視界が330度だとか。詳しくはわかりませんが、残り30度は後ろということなのでしょう。丘には約780haの敷地を持つ開陽台牧場があり、1000頭の乳牛が放牧されています。その周囲には長さ2.6kmの遊歩道と開陽台牧場ふれあい広場が作られ、散策も可能です。幸せの鐘や乳牛の像などもありますよ。また、開陽台の前を走る北19号線は牛乳を出荷するタンクローリーが走る道ということでミルクロードと呼ばれています。真っ直ぐな直線道路でライダーの人気が高いそうです。記事はこちら

▼格子状の防風林
中標津 開陽台展望台

裏摩周展望台

裏摩周展望台は摩周湖北東部、北海道道150号の終点にあるビュースポット。阿寒摩周国立公園内に位置し、標高約580mの摩周湖の外輪山の上に建ちます。表摩周と考えられるメジャーなビュースポットの摩周第一展望台と摩周第三展望台は湖を挟んで反対側にあり、裏摩周展望台だけが清里町です。かつては裏摩周第二展望台があったようですが、現在はなくなってしまいました。摩周岳を左手に、カムイシュ島を右手に眺めることができます。敷地内には展望台・売店・休憩スペース・トイレ・駐車場が建ちます。入場無料。駐車場も無料です。裏摩周展望台入口ゲートは、11月~4月下旬まで冬季閉鎖されます。記事はこちら

▼裏摩周展望台からの眺め
弟子屈の摩周湖

神の子池

神の子池は摩周湖の北部に位置する清里町の池。阿寒摩周国立公園内に位置し、標高280mの原生林に囲まれた場所で、北海道道1115号を曲がり林道を約2km走ると駐車場に到着します。池の周囲長は約220m、水深約5mの小さな池です。摩周湖と地下でつながっていると言われ、一日12,000tもの摩周の伏流水が湧き出ているとか。※つながっていない説もあり。アイヌ語で山神の湖と呼ばれる摩周湖の子供に見立てて、神の子池と名付けられたそうです。※諸説あり。沈んだ木が腐らないという不思議さが評判になり、パワースポットとして人気の観光スポットになっています。敷地内には、神の子池・散策路・トイレ・駐車場があります。入場無料。駐車場も無料です。熊の出没地帯なので、早朝や夜に訪れるのは危険かもしれません。林道は除雪されないので、11月中旬くらいから4月下旬までは雪にとざされそうです。記事はこちら

▼最深淵部が青い
清里の神の子池

日帰り温泉リスト

日帰り入浴できるのは、からまつの湯・ホテル養老牛・湯宿だいいちです。

▼乳牛の像
中標津 開陽台展望台

からまつの湯

からまつの湯は温泉街から少し離れた場所にある野湯。森と川に囲まれていて、脇道を進んだら現れるからまつ橋の近くにあります。カーナビには表示されますが、表示されない場合は、かなり解りづらい場所です。国有林の管理・経営をしていた森林管理局の方々が汚れを落としたり、疲れを癒やすために、自分たちで浴槽を組み上げて利用していました。秘湯として有名になり、現在は一般にも開放されていて、誰でも無料で入浴することが可能です。

▼正面
中標津 養老牛温泉 からまつの湯

バウシべツ川の岸辺に混浴露天風呂が一つあり、浴槽は岩風呂です。綺麗に管理されているのが印象的。川のせせらぎがとても気持ち良い場所で、開放的な気分になれます。ただ、夏場はアブが多いので、気をつけてください。私が訪れた時は、ライダーさんが1人で入浴していて、背中をお借りしました。ライダーさん、ありがとうございます!上流には家族風呂も1つあり、家族、カップル、女性、独身男性の優先順位で、グループで入浴できるそうです。

▼露天風呂
中標津 養老牛温泉 からまつの湯
▼底は浅い
中標津 養老牛温泉 からまつの湯

お湯はナトリウム・カルシウム-塩化物泉・硫酸塩泉で、無色、透明、弱塩味、弱硫黄臭。洗面器が備え付けられているので、掛け湯して、体の汗や汚れを流してから入りましょう。ちなみに、水着の着用は禁止ですが、湯浴み着やバスタオルを巻くのは問題ないようです。更衣室も男女別で備え付けられています。

▼男女の更衣室
中標津 養老牛温泉 からまつの湯

からまつの湯の雰囲気を動画で確認できます。

▼からまつの湯の様子

泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉・硫酸塩泉(中性低張性高温泉)
源泉の泉温 77.9℃
ph 7.1
適応症 リウマチ性疾患、運動器障害、創傷、慢性湿疹および角化症、虚弱児童
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患
飲用による適応症 不明
設備 混浴露天風呂(2)
日帰り入浴料金 無料
営業時間 24時間
休日 無休
駐車場 10台有
電話番号 -
ホームページ
マップコード 910 026 395*43

湯宿だいいち

湯宿だいいちは超人気の中規模老舗温泉旅館。1929年に開業しました。素晴らしい露天風呂があることで有名です。宿泊も可能で、丁寧なサービスや美味しい料理の評価も高いです。日帰り入浴料は600円。13:00~15:00と19:00~21:00の間のみ日帰り入浴でき、ハンドタオルも貸してくれます。建物は本館と新館があり、本館の1階に大浴場、新館1館に宿泊者専用の浴場があります。貸切浴場もありますが、宿泊者専用です。女性には岩盤浴も提供しています。

▼建物の外観
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼浴場の入口
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼脱衣所
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉

男女別の浴場は風呂数が異なり、男性浴場には、混浴露天風呂が1つ、露天岩風呂が1つ、露天丸太風呂が2つ、露天寝湯が1つ、せせらぎの湯という露天風呂が2つ、ヒバの木製の内湯が1つ、寝湯が1つ、打たせ湯が1つ、水風呂が1つ、サウナが2つあります。女性浴場は、混浴露天風呂が1つ、露天丸太風呂が2つ、露天寝湯が1つ、露天岩風呂が1つ、ヒバの木製の内湯が1つ、打たせ湯が1つ、寝湯が1つ、水風呂が1つ、サウナが2つ、岩盤浴が1つです。男女の浴場は入れ替えられません。大人の温泉遊園地といった感じで、バラエティに富んだ温泉が楽しめ、全てのお風呂で、源泉掛け流しの温泉が使われています。

▼浴場内の様子
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉

私は男性浴場で入浴しました。それほど広くはない浴場に、内湯が1つ、寝湯が1つ、打たせ湯が1つ、水風呂が1つ、ドライサウナが1つ。総ヒバの木作りで、とても落ち着いた良い雰囲気があります。木の温もりに癒やされますね。大きな瓶の掛け湯も目を引きます。内湯は42℃で8人くらいが入浴できそうな大きさ、寝湯は37~39℃、打たせ湯は37~39℃です。

▼浴場内の様子
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼浴場内の様子
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉

そして、噂の露天風呂。庭園の池のように露天風呂が配置されています。岩風呂、混浴岩風呂、2つの丸太風呂、寝湯、2つのせせらぎの湯、温泉のミストサウナが楽しめるというもの。開放感も素晴らしく、見晴らしも良し。モシリベツ川がすぐそばを流れ、目に入る緑と川のせせらぎにホント癒やされます。

▼岩風呂
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼岩風呂からの眺め
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉

岩風呂は8人くらいが入浴できそうな大きさで、混浴露天風呂は10人くらいが入浴できそうな大きさ、丸太風呂と寝湯は1人用です。せせらぎの湯は、休憩デッキの下に作られていて、4人くらいが入浴できそうな大きさと2人くらいが入浴できそうな大きさで、深さ30cmの寝湯になっています。残念ながら、女性浴場にはせせらぎの湯は無いみたいです。

広告

▼無色透明な温泉
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼混浴岩風呂
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼温泉成分が析出している
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼目の前にモシリベツ川が流れる
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼混浴岩風呂
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼丸太風呂
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼休憩所からの眺め
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼丸太風呂からの眺め
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼丸太風呂と寝湯
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼丸太風呂
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼寝湯
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉

私が特に気に入ったのが、混浴岩風呂とせせらぎ温泉。モシリベツ川が目の前を流れる情景が素晴らしい。せせらぎ温泉は休憩所の下に作られているのですが、狭い空間が逆に川の情景に集中させてくれるのがいいですね。茶道の茶室のような雰囲気があるんじゃないかと。

▼せせらぎの湯
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼せせらぎの湯
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼モシリベツ川が近い
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉

お湯はナトリウム・カルシウム-塩化物泉・硫酸塩泉で、無色、透明、無味、無臭。温泉成分の総計は1.586g/kg。残念ながら飲泉はできません。浴場にはシャンプーとボディーソープが備え付けられています。脱衣場にはトイレ、無料のドライヤーと無料の冷水機が設置されています。

▼脱衣所
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉
▼ラウンジ
湯宿だいいち 中標津 養老牛温泉

私の入浴した湯宿だいいちの雰囲気を動画で確認できます。

▼湯宿だいいちの様子

泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉・硫酸塩泉(中性低張性高温泉)
源泉の泉温 75.3℃
ph 7.3
適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、疲労回復、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、健康増進、虚弱児童、慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、やけど、動脈硬化症
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患
飲用による適応症 慢性消化器疾患、慢性便秘、慢性胆のう炎、胆石症、糖尿病、肥満症
飲用による禁忌症 腎臓病、高血圧、下痢の時、その他一般にむくみのあるもの
設備 混浴露天風呂(1)、露天風呂(4か6)、内湯(4)、サウナ(2)、女性岩盤浴(1)。男女別の入浴。※宿泊客専用の露天風呂、貸切風呂あり。
日帰り入浴料金 大人:600円。中学生:500円。小学生:300円。幼児:200円。
営業時間 13:00~15:00、19:00~21:00
休日 無休
駐車場 50台有
電話番号 0153-78-2131
ホームページ ホテルのホームページはこちら
宿泊予約 じゃらんはこちら
マップコード 910 027 125*05/td>

ホテル養老牛

ホテル養老牛は小規模老舗温泉旅館です。1930年に創業しました。日帰り入浴料は500円。宿泊も可能で、フレキシブルなサービスとオショロコマやアイヌネギ等の地元産の食材を使かった料理が美味しいと評判です。養老牛放牧牛乳が朝食で出るようで、その美味しさに感動する人も多いらしい。確かに、中標津の牛乳は有名ですからね。建物は本館と旧舘があり、本館の一階に浴場があります。貸切風呂が3つあり、1000円で利用可能。宿泊者は無料です。

▼建物の外観
中標津 養老牛温泉 ホテル養老牛

浴場には露天風呂が1つと内湯が2つ。モシリベツ川に面した露天風呂は、川のせせらぎが気持ち良いことで有名です。お風呂は全て源泉掛け流しの温泉を使用しています。お湯はナトリウム・カルシウム-塩化物泉・硫酸塩泉で、無色、透明、弱塩辛い味、無臭。温泉成分の総計は1.786g/kg。浴場にはシャンプーとボディーソープは備え付けられています。脱衣所にはトイレと無料のドライヤーが設置されています。

▼内湯(出典:ホテル養老牛 HP
ホテル養老牛
▼露天風呂(出典:ホテル養老牛 HP
ホテル養老牛
▼冬の露天風呂(出典:ホテル養老牛 HP
ホテル養老牛

ホテル養老牛の雰囲気を動画で確認できます。

▼ホテル養老牛の様子

泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉・硫酸塩泉(中性低張性高温泉)
源泉の泉温 81.9℃
ph 7.2
適応症 リウマチ性疾患、運動器障害、慢性湿疹および角化症、悪性腫瘍、重い心臓病、出血性疾患、女性性器慢性炎症、子宮発育不全症、月経障害、卵巣機能不全症、更年期障害、動脈硬化症、高血圧症、虚弱児童
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患
飲用による適応症 慢性消化器疾患、慢性便秘、慢性肝胆道疾患、蕁麻疹、肥満症
飲用による禁忌症 じん炎、ネフローゼ、高血圧、その他一般に水腫傾向にあるもの
設備 露天風呂(1)、内湯(2)。男女別の入浴。家族風呂あり。
日帰り入浴料金 大人:500円。小学生:300円。幼児:200円。
営業時間 15:00~21:00 ※オフシーズンは13:00~21:00
休日 無休
駐車場 50台有
電話番号 0153-78-2224
ホームページ ホテルのホームページはこちら
宿泊予約 Booking.comはこちらじゃらんはこちら楽天はこちら
マップコード 910 027 186*40

宿泊施設リスト

養老牛温泉の宿泊施設は以下を参考にしてください。どのような宿泊施設なのか、口コミや写真などで詳しい情報を知ることができます。

湯宿だいいち(Yuyado Daiichi)
Booking
楽天
ホテル養老牛(Hotel Yoroushi)

北海道の秘湯・野湯のページはこちら

北海道の秘湯・野湯

Comment

Comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください