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【東川の天人峡温泉】日帰り温泉と紅葉が楽しめる

2014/5/13

天人峡温泉

天人峡温泉は旭川市の南東部にある東川町の温泉地。大雪山国立公園の中にあり、層雲峡と同様に柱状節理の渓谷に囲まれています。秋には大雪山系の紅葉が楽しめることで有名です。旭川の奥座敷とも言える存在ですが、山深い場所にあるので、車で行ける秘湯とも言えるでしょう。ちなみに、災害によって道路が不通になることもしばしばです。天人閣とお宿敷島荘の2軒の温泉宿があり、それ以外には天女の足湯と滝見台があります。残念ながら、レストラン・カフェ・お土産屋さん・コンビニといった独立したお店はありません。昔は4軒の建物がありましたが、天人峡パークホテルと天人峡グランドホテルの2軒が廃墟となっているので、少し寂しい雰囲気があります。

▼あまつ岩
東川の天人峡温泉 あまつ岩

岩と滝でも知られ、北海道最大(日本第2位)の落差を誇る羽衣の滝、東洋のナイアガラと呼ばれる敷島の滝、あまつ岩、見返り岩、涙岩が見られます。しかし、滝につながる遊歩道が土砂崩れにより通行不能となり、現在は羽衣の滝と敷島の滝を残念ながら観光できません。※2018年に復旧予定です。夏には登山、秋には紅葉が楽しめます。

▼羽衣の滝の様子

▼敷島の滝の様子

天人峡温泉の起源は、それまでアイヌの人々に知られていた温泉を1897年に松山多米蔵氏が見つけ、松山温泉旅館を建てたことによります。そのため、かつては松山温泉と呼ばれていました。その後、層雲峡の名付け親で有名な大町桂月氏が1918年に滝の名前を羽衣の滝と命名。天人峡の由来はわかりませんでしたが、1932年に天人峡神社が建立されているのを考えると、天女の羽衣から想起して名付けられたのかもしれません。1937年に松山温泉という呼称から正式名称の天人峡温泉に統一して呼ばれるようになりました。泉質はナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉で、どの温泉施設でも、源泉掛け流しで提供しています。泉質と鮮度が天人峡温泉のウリです。美肌に効くと言われるメタケイ酸の含有量も多く、女性には嬉しい温泉になるかもしれません。

▼涙岩
東川の天人峡温泉 涙岩

駐車場は、温泉地の中心部分に無料の駐車場があり、天女の足湯と隣接しています。また、旭川と天人峡温泉を結ぶいで湯号が運行しています。残念ながら、札幌や千歳空港と天人峡温泉を結ぶ直通バスはありません。

▼あまつ岩の様子

大雪山国立公園

大雪山国立公園は日本最大の国立公園。面積は226,763.56 haです。大雪山という名前の山は無く、北海道の最高峰の旭岳、黒岳、愛別岳、トムラウシ山と言った標高2000m級の山々がある一帯のことを総称しています。正しい表記は「だいせつざん」ですが、地元の人は「たいせつざん」と呼ぶことがしばしばです。広大な面積のため、表大雪エリア、北大雪エリア、東大雪エリア(裏大雪)、十勝連峰エリアに分けられます。アイヌ語でカムイミンタラと呼ばれ、神々の遊ぶ庭とも言われる雄大な光景を楽しむことが可能です。記事はこちら

▼旭岳
東川の旭岳の紅葉

日帰り温泉リスト

日帰り入浴できるのは、天人閣と御やど しきしま荘です。

▼見返り岩
東川の天人峡温泉 見返り岩

天人閣

天人閣は1900年に創業した大型老舗温泉旅館。松山多米蔵氏が創業した松山温泉旅館を引き継ぎいだ宿泊施設です。天人峡の一番奥にあり、忠別川沿いの渓谷の上に建ちます。最近はなかなか見られない激渋な外観と内装が特徴です。忠別川を挟んで涙岩があり、敷地内には天人峡神社もあります。温泉玄人や湯治者が訪れる泉質が評判の宿。日本温泉遺産を守る会に源泉掛け流し風呂に認定されている北海道の18温泉施設の中の一つです。施設も歴史を重ねているので、新しい施設や清潔感のあるお風呂が好みの方には合わないかもしれません。建物は、本館・第一別館・第三別館・岩風呂浴場の4つがあり、玄関から浴場へは迷路のような感じ。探検ができるのも面白いですね。

▼建物の外観
東川の天人峡温泉 天人閣
▼ロビー
東川の天人峡温泉 天人閣

浴場は岩風呂浴場と第三別館の地下1階に見返り岩浴場の2つの浴場があります。時間によって男女の浴場が入替えられますが、日帰り入浴の場合、男性は岩風呂浴場、女性は見返り岩浴場でしか入浴できないので、宿泊すれば両方楽しめます。見返り岩浴場には露天風呂が1つ、内湯が2つ、水風呂の五右衛門風呂が3つ。岩風呂浴場には、露天風呂が1つ、内湯が2つ。私は岩風呂浴場で入浴しました。ここの特徴はなんと言っても洞窟のような岩でしょう。内風呂に岩肌がドンと横たわっています。こういう光景を見たことがないので、結構珍しい作りなんじゃないでしょうか。

▼岩風呂浴場:大きな内湯
東川の天人峡温泉 天人閣

浴場には飲泉所も設置されています。ただ、残念ながら飲泉所からはお湯が出ていませんでした。ひょっとしたら、時間帯によってお湯が流れだすのかもしれません。その他に、冷水飲み場も設置してあります。浴場は100%天然源泉掛け流し温泉を使用。大きな内湯は15人くらいが入浴できそうな大きさで、小さな内湯は8人くらいが入浴できそうな大きさです。

▼岩風呂浴場:大きな内湯
東川の天人峡温泉 天人閣
▼岩風呂浴場:小さな内湯からの眺め
東川の天人峡温泉 天人閣

水車が設置してある露天風呂は岩風呂になっていて、20人くらいが入浴できそうな大きさです。昼間は駐車場から岩風呂が見えるので、男性の時間帯になっているのでしょう。屋根や目隠し屏もないので、開放感があり、かなりの気持ちよさです。天気が良ければもっと気持ちがよいと思います。すぐ側には忠別川が流れていて、源泉掛け流しの温泉も忠別川に流れていきます。

▼岩風呂浴場:露天風呂
東川の天人峡温泉 天人閣
▼岩風呂浴場:忠別川が横に流れている
東川の天人峡温泉 天人閣
▼岩風呂浴場:露天風呂
東川の天人峡温泉 天人閣
▼岩風呂浴場:露天風呂からの眺め
東川の天人峡温泉 天人閣
▼岩風呂浴場:温泉成分が析出している
東川の天人峡温泉 天人閣
▼岩風呂浴場:析出物が針のように
東川の天人峡温泉 天人閣
▼岩風呂浴場:露天風呂からの眺め
東川の天人峡温泉 天人閣

お湯はナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉で、淡黄色、混濁、金気味、無臭。温泉成分は3.141g/kgです。メタケイ酸が232.1mg/kg。200mg/kg以上含まれるとお肌に良いそうなので、美人の湯と言えそうです。浴場にはシャンプーとボディソープは備え付けられています。岩風呂浴場の脱衣所にはトイレと無料のドライヤーが設置されています。見返り岩浴場の脱衣所にはトイレが無いので、事前に廊下にあるトイレで用を足した方が良いでしょう。

▼岩風呂浴場:脱衣所
東川の天人峡温泉 天人閣
▼岩風呂浴場:脱衣所
東川の天人峡温泉 天人閣

私が入浴した天人閣の雰囲気を動画で確認できます。

▼天人閣の様子

泉質 ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(中性低張性高温泉)
源泉の泉温 53.2℃
ph 6.3
適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾、病後回復期、慢性消化器病、動脈硬化症、慢性皮膚病、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性婦人病、冷え性、虚弱児童
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患
飲用による適応症 慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、痛風、肝臓病、慢性胆のう炎、胆石症、肥満症
飲用による禁忌症 腎臓病、高血圧症、下痢の時、その他一般にむくみのあるもの
設備 露天風呂(1)、内湯(2か5)。男女別の入浴。
日帰り入浴料金 大人:1000円。小学生:500円。
営業時間 12:30~17:00
休日 無休
駐車場 80台有
電話番号 0166-97-2111
ホームページ ホテルのホームページはこちら
宿泊予約 じゃらんはこちら楽天はこちら
マップコード 796 739 243*31

御やど しきしま荘

御やど しきしま荘は1953年に創業した小規模老舗温泉旅館。忠別川沿いに建ち、緑に囲まれた和風スタイルの宿で、周辺には柱状節理のむき出しの岩肌と緑が多いので、その素晴らしい紅葉を見るために、秋は特に混雑します。2005年に全面リニューアルされたので、建物は新しいです。一階にある浴場は、大理石が使われた羽衣の湯と檜が使われた敷島の湯があり、男女の浴場は毎日入れ替えられます。

▼建物の外観
東川の天人峡温泉 しきしま荘

こじんまりとした浴場には露天風呂と内湯が1つづつ。源泉掛け流しで使用されています。露天風呂は壁に囲まれているので、それほど景色はよくないかもしれません。お湯はナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉で、淡緑色、混濁、弱塩味、無臭。温泉成分の総計は2.298g/㎏。浴場にはシャンプーとボディソープは備え付けられています。脱衣所には、トイレ・無料のドライヤー・冷水機が設置してあります。宿泊も可能です。

▼露天風呂(出典:御やど しきしま荘 HP
御やど しきしま荘
▼羽衣の湯(出典:御やど しきしま荘 HP
御やど しきしま荘
▼敷島の湯(出典:御やど しきしま荘 HP
御やど しきしま荘

しきしま荘の雰囲気を動画で確認できます。

▼しきしま荘の様子

泉質 ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(中性低張性高温泉)
源泉の泉温 44.0 ℃
ph 6.8
適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾、病後回復期、慢性消化器病、動脈硬化症、慢性皮膚病、疲労回復、健康増進、きりきず、 やけど、慢性婦人病、冷え性、虚弱児童
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患
飲用による適応症 飲用不可
設備 露天風呂(1)、内湯(2)。男女別の入浴。
日帰り入浴料金 大人:700円。小人:400円。
営業時間 12:00~19:00
休日 無休
駐車場 30台有
電話番号 0120-282-808
ホームページ ホテルのホームページはこちら
宿泊予約 Booking.comはこちらじゃらんはこちら楽天はこちら
マップコード 796 738 021*20

宿泊施設リスト

天人峡温泉の宿泊施設は以下を参考にしてください。どのような宿泊施設なのか、口コミや写真などで詳しい情報を知ることができます。

天人閣(Tenninkaku)
Booking
しきしま荘(Shikishimaso)

大雪山国立公園のページはこちら

大雪山国立公園

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