
- 2014/7/21
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【乙部の館浦温泉】日帰りで源泉掛流の温泉とアートが楽しめる温泉地
館浦温泉
館浦温泉は函館市の北西部に位置する乙部町の温泉地。鳥山温泉と緑町温泉と伴に乙部温泉郷を構成する一つです。乙部町の中心地からも近く、いこいの湯・バリアフリーホテルあすなろ・光林荘が建ちます。周辺は館浦温泉公園になっていて、多目的コートやゲートボール場がある他、乙部町の工芸家中川真一郎氏の作品が展示され、市民の憩いの場所なっています。乙部の中心地には、レストラン・カフェ・スナック・コンビニといった独立したお店も建ち、滝瀬海岸・館浦海水浴場・箱館戦争官軍上陸の地碑もあるので、夏場は海水浴が楽しめそうです。


滝瀬海岸
滝瀬海岸は函館市の北西部に位置する乙部町の海岸。約6kmに渡り砂浜が広がり、シラフラとくぐり岩があることで知られます。くぐり岩は人がくぐり抜けるために、岩に穴をあけた岩です。また、シラフラとはアイヌ語で白い傾斜地という意味。アイヌ語が意味する通り、白い岩壁の地層が約4kmに渡り続きます。そのうち、500mほどが高さ30mの見事な断崖絶壁です。ヨーロッパ各地で見られる有名観光地の白い絶壁を思わせる景色が、日本らしからぬ情景だと人気が出てきました。ただ、観光地化はされていないので、くぐり岩近くに駐車場があるのみです。入場無料。駐車場も無料です。Read More

日帰り温泉リスト
日帰り入浴できるのはいこいの湯とバリアフリーホテルあすなろです。宿泊のみできるのは光林荘です。

いこいの湯
いこいの湯は1981年に開業した公衆浴場。源泉掛流の温泉に入浴できることで知られています。2015年に外観がリニューアルされて、光林荘と一つになりました。また、乙部町の工芸家中川真一郎氏の作品が建物の内外に展示されているのも特徴でしょう。日帰り入浴料は400円。建物内には食堂があり、日帰り入浴料者も利用することが可能です。隣接した光林荘で宿泊することができます。また、光林荘の敷地内には館浦温泉守護神社も建てられています。


浴場には露天風呂が1つ、内湯が1つ、水風呂とサウナが1つづつ。1ヶ月毎に男女の浴場が入れ替わります。浴室はそれほど広くはありませんが、絵画や彫刻が展示されていて、ちょっと変わった趣が楽しめるでしょう。内湯は10人くらいが入浴できそうな大きさで、シャキッとする熱さです。これは目が覚めますね。熱いと思う人も多いでしょう。

露天風呂は4人くらいが入浴できそうな大きさ。目の前に庭があり、森林浴をしながら温泉が楽しめるスタイルです。内湯よりも温いので、長風呂にはよさそうですよ。また、足つぼを刺激する場所も設けられていました。

お湯はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉で、淡黄色、微濁、弱塩味、弱金気臭。温泉成分の総計は5.839g/kg。保健所が許可していないからか、残念ながら飲泉はできません。浴場にはシャンプーやボディソープは備え付けられていないので、持参する必要があります。脱衣所には、トイレと無料のドライヤーが設置されています。


泉質 | ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(中性低張性高温泉) |
---|---|
源泉の泉温 | 74.5℃ |
ph | 7.2 |
適応症 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え性、病後回復期、健康増進、虚弱児童、慢性皮膚病、慢性婦人病、やけど、きりきず、動脈硬化症 |
禁忌症 | 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患 |
飲用による適応症 | 飲用不可 |
設備 | 露天風呂(1)、内湯(2)、サウナ(1)。男女別の入浴。 |
日帰り入浴料金 | 大人:400円。小学生:200円。幼児:100円。 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
休日 | 月曜日 |
駐車場 | 30台有 |
電話番号 | 0139-62-3264 |
ホームページ | ホームページはこちら |
マップコード | 482 812 074*11 |
バリアフリーホテルあすなろ
バリアフリーホテルあすなろは、追分ソーランライン(国道229線)からちょっと入った所にある小規模温泉ホテル。前身はACCホテルルネッサンスセルーラで、2015年に改装し開業しました。社会福祉法人「江差福祉会」が運営しています。その名の通り、館内は完全バリアフリーのホテル。完全バリアフリーのホテルは北海道にはここにしかないそうです。障害者と高齢者とその家族が楽しく利用できるよう設計されているのも大きな特徴でしょう。おもてなしする方も障害者が活躍し、障害者の自立支援の新たなモデルケースとして、全国的にも注目されているホテルです。一般の入浴客も利用可能で、日帰り入浴料は800円。宿泊ももちろん可能で、元札幌京王プラザホテル中華料理「南園」料理長宮川朝広氏が料理長を務める本格広東料理が楽しめます。

1階にある男性浴場には露天風呂が2つ、内湯が3つ、サウナと水風呂が1つづつ。女性の浴場は男性浴場より広く、風呂の数も多いそうです。タイル張りの浴室は、車椅子でも移動できる造りで、洗い場の幅が広くなっています。3つある内湯のうち、小さな内湯に源泉掛流の温泉が使われています。炭酸風呂もあるそうです。


外には、露天風呂・タラソテラピー・サウナ・水風呂があります。露天風呂は屋根があり、目隠しに覆われているので、開放感はありませんが、清潔感があります。サウナも車椅子で利用できるのだとか。車椅子利用者に嬉しい設備ですね。




ここの特徴の一つであるタラソテラピーは、海洋療法と言われ、1867年にフランス人医師ボナルディエール氏によって名付けられた歴史ある自然療法です。35℃前後に温められた海水が免疫力や自然治癒力を促進し、美容にも効果があるとか。北海道で初めて導入したのがバリアフリーホテルあすなろなんですって。スゴい!

お湯はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉で、淡褐色、微濁、弱塩味、弱金気臭。温泉成分の総計は5.839g/kg。浴場にはシャンプーやボディソープが備え付けられています。脱衣所には、トイレ・無料のドライヤー・冷水機が設置されています。館内には函館を拠点に活動する画家三箇三郎氏のギャラリーもありますよ。

バリアフリーホテルあすなろの雰囲気を動画で確認できます。
▼バリアフリーホテルあすなろの様子
泉質 | ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(中性低張性高温泉) |
---|---|
源泉の泉温 | 74.5℃ |
ph | 7.2 |
適応症 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え性、病後回復期、健康増進、虚弱児童、慢性皮膚病、慢性婦人病、やけど、きりきず、動脈硬化症 |
禁忌症 | 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患 |
飲用による適応症 | 飲用不可 |
設備 | 露天風呂(1)、内湯(5 or 6)、サウナ(1)。男女別の入浴。 |
日帰り入浴料金 | 大人:800円。小人:400円。 |
営業時間 | 15:00~20:00 |
休日 | 不定休 |
駐車場 | 24台有 |
電話番号 | 0139-62-3344 |
ホームページ | ホームページはこちら |
宿泊予約 | ![]() |
マップコード | 482 782 697*38 |
宿泊施設リスト
館浦温泉の宿泊施設は以下を参考にしてください。どのような宿泊施設なのか、口コミや写真などで詳しい情報を知ることができます。
ところで、クラブツーリズムでは、日帰りのバスツアーから連泊のツアー旅行など様々なタイプのツアー旅行を用意しています。バスツアーなどは自分で運転しなくてもよいので、昼間からお酒を楽しむことも可能です。旅行先に選定されている観光地は利尻礼文・知床などの国立公園や富良野・美瑛など人気の観光地からハイキングや果物狩りなど季節や希望に応じて様々。ガイドさんの説明もあるので、より旅行の満足度が上がるかもしれません。自分で旅行をプランするよりも、気軽に旅を楽しみたいなら、ツアー旅行も検討する価値がありますよ。また、北海道に住んでいる方ならどうみん割も活用できるようです。興味がある方はどのようなツアーが用意されているか覗いてみてください。
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