
- 2016/10/5
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【奥尻島の賽の河原公園】青すぎる海と卒塔婆・石積が醸し出すオドロオドロしいあの世感が楽しめる道南五大霊場の一つ
CONTENTS
賽の河原公園
賽の河原公園は奥尻島の北端にある稲穂岬一帯に整備さた公園。6ヘクタールの石の海岸には海難犠牲者、水難溺死者、幼少死亡者の慰霊のために石積がされて、その光景から賽の河原と名付けられたようです。江差の笹山稲荷神社、せたなの太田神社、八雲の門昌庵、恵山の賽の河原とともに道南五大霊場の一つとして知られます。海に囲まれた場所で吹きっさらしのため、風が強いので、お気をつけください。公園内には、キャンプ場、野球場、展望台、食堂兼土産物店の北の岬さくらばな、トイレ、駐車場があります。入場無料。駐車場も無料です。


▼賽の河原公園の様子




賽の河原とは、あの世とこの世の境に流れる三途の川の河原のこと。親よりも先に死んだ幼少の子供たちが親の供養のために石を積んで完成させると供養が実行されると言われています。そのため、子どもたちはせっせと石を積むが、鬼によって崩され、供養が完成しないという悲しい伝承です。ちなみに地獄のイメージとはこういうかんじ。ありがいことに、この公園には鬼はいないようなので、安心してくださいね。ただ、残念ながら津波が来た時だけは鬼が出てしまいました。そうそう、賽の河原まつりが6月下旬の1日だけ行われます。

▼賽の河原まつりの様子
島内を巡る手段としては、路線バス、定期観光タクシー(4月下旬~9月下旬)、観光ハイヤー、レンタカー、レンタルスクーター、レンタル自転車が考えられます。私はレンタルスクーターで周遊しましたが、かなり快適でした。
奥尻島
奥尻島は北海道南部にあり、約2,600人が住む周囲約18kmの離島。ほぼ北海道の最西端に位置し、礼文島に似て、南北に長いのが特徴。約3.2万人の観光客が訪れます。奥尻と言えば、オクシリブルーと呼ばれる青く透明度の高い海で知られ、ウニ・アワビ・ワインが名産です。奥尻の観光は島内の周遊がメイン。島内にはフェリーポートがある奥尻地区、奥尻空港がある青苗地区、北東地区、北西地区の4つに大きく分けることができます。Read More
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賽の河原公園の様子
この場所自体で多くの死者が出たという訳ではありません。ただ、500年前に松前藩祖武田信広がこの土地の存在を知って、法要を行ったそうなので、かなり昔から知られた存在だったのでしょう。青すぎる海と積石と卒塔婆の光景がなんとも恐ろしい雰囲気を醸し出していますね。







賽の河原公園の雰囲気を動画で確認できます。
▼賽の河原公園の様子
入場料 | 無料 |
---|---|
駐車場 | 60台あり |
営業時間 | 24時間 |
休日 | 無し |
電話番号 | 01397-2-3408 |
ホームページ | ホームページはこちら |
マップコード | 781 892 823*08 |
宿泊施設
奥尻の宿泊施設は以下を参考にしてください。どのような宿泊施設なのか、口コミや写真などで詳しい情報を知ることができます。
奥尻のページはこちら
奥尻島
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