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【今金の奥美利河温泉】これぞ秘湯!自然湧出の温泉が池になる奥美利河温泉山の家

2014/8/29

奥美利河温泉

奥美利河温泉は、函館市の北西方向に位置する今金町の温泉地。北海道道999号線に沿って約10km進んだ終端に建つのが奥美利河温泉「山の家」です。周りはブナの原生林が繁茂する自然休養林で、山奥の秘湯といった雰囲気です。ですが、海抜は約225mで、案外標高は高くありません。ちなみに、途中から道路が狭くなり、8キロ近く車幅一台分なので、運転には注意が必要です。そして、多分携帯も圏外でしょう。

▼ピリカ地区生活環境保全林
奥美利河温泉

ピリカとは、アイヌ語で「美しい」や「豊か」を意味します。遺跡も残っていることから、自然の恵みが豊かな場所だったのかもしれません。1910年に東条九郎太氏が金鉱探索をしている時に温泉を発見したのが奥美利河温泉の始まり。その後、息子の東条利夫氏が1919年に温泉宿を開業。後に廃業した際、町営の山の家に建て替えられました。すぐ近くにはあるピリカ鍾乳洞は、日本で唯一温泉が湧出する鍾乳洞で、深さが約15mで、水深30m近いそう。竪穴で、落ちたらかなり危険らしいです。なので、立ち入れないようになっています。かつてはるな愛氏がナニコレ珍百景で入浴したことがあるそうですよ。スゲエなぁ。

▼ピリカ鍾乳洞に向かう道
奥美利河温泉

北海道道999号線の起点は国縫国道(国道230号)と交わり、その附近に美利河温泉と呼ばれるクアプラザピリカが建ちます。奥美利河温泉と美利河温泉は別もので、以前は奥美利河温泉が美利河温泉でした。クアプラザピリカが建ったことにより、名前を譲って今に至ります。国縫国道を挟んでクアプラザピリカの反対側にはピリカ湖があり、ピリカ湖の周辺にはピリカスキー場・ピリカキャンプ場・ピリカダム・ピリカ遺跡があります。そうそう、今金と言えば、男爵いもが有名です。美味しい食べ物やさんとしては、今金男爵 ポテサラごはんが食べられるばろんと八千よ、醤油かつ丼が食べられる喰いどころ和しょく 田なかが特に人気があります。

ピリカスキー場の雰囲気を動画で確認できます。

▼ピリカスキー場の様子

喰ところ和しょく田なかの醤油カツ丼

喰ところ和しょく田なかは函館市の北西に位置する今金町の食事処。醤油カツ丼が食べられると聞き、伺いました。訪問したのは平日の開店直後。私が一番目の客でした。店内は地元の和食料理屋という雰囲気です。テーブル席がいくつかあるので、家族連れでも大丈夫そう。記事はこちら

▼卵でとじられていない
醤油カツ丼 -今金の田なか-

日帰り温泉リスト

日帰り入浴できるのは山の家とクアプラザピリカです。

▼ピリカベツ川の支流
奥美利河温泉

【休業】奥美利河温泉「山の家」

奥美利河温泉「山の家」は、ブナの原生林に囲まれた温泉宿泊施設。ピリカベツ川の支流沿いに建物が建ち、1986年に開業しました。敷地内には宿泊棟・温泉施設・駐車場・東屋があります。周りは遊歩道が整備され、森林浴やハイキングが楽しめる場所です。駐車場の近くにあるログハウスが温泉施設で、宿泊棟にいる管理人さんに料金を支払うと入浴できます。日帰入浴料は300円。冬季(11月~4月)は休業します。残念なことに、2015年以降休業しています。以下、営業していた時の話です。

▼宿泊棟
今金の奥美利河温泉「山の家」

温泉施設には、写真撮影は管理人の方に許可を得る旨書かれていたので、管理人さんに尋ねると、運良くお許しを得ることができました。平日の昼間に伺ったので、誰も来ないのでOKもらえたのかもしれません。宿泊もできますが、土日休日の前日のみ予約可能。夜には星空を眺めながら入浴するのが人気のようです。

▼宿泊棟からの眺め
今金の奥美利河温泉「山の家」
▼温泉施設。入浴前に管理人に一言声をかけます
今金の奥美利河温泉「山の家」

ログハウスは更衣室と浴室で構成され、とてもシンプルなつくり。浴場には混浴露天風呂が1つと男女別の内湯が1つあります。浴室はそれほど大きくはありませんが、天井が高いです。また、壁が白く塗られ、ちょっとオシャレな雰囲気も感じられます。シャワーやシャンプーなどの設備やアメニティグッズはありません。なので、桶で掛け湯して、汗や汚れを流してから入浴しましょう。

▼内湯。白い壁がお洒落
今金の奥美利河温泉「山の家」

木枠に囲まれた内湯は、6人くらいが入浴できそうな大きさで、湯船の底には砂利が敷き詰められています。なかなかワイルドな造りです。100%天然源泉掛流の温泉が使われた内湯は、ヌルめのお湯で、長湯に向いています。

▼浴槽の底には小石が敷き詰められている
奥美利河温泉
▼内湯からの眺め
今金の奥美利河温泉「山の家」

ここの目玉である混浴露天風呂は、岩風呂になっていて、15人くらいは入浴できそうな大きさです。風呂の底には小石が敷き詰められ、ほとんど池のような雰囲気。歩くと、もちろん足の裏のツボを刺激してくるので、健康にもよさそうです。屋根はなく、緑に囲まれているので、開放感も抜群。宿泊棟からも丸見えです。水着の着用やタオルを巻いて入浴しても大丈夫みたいですよ。

▼露天風呂からの眺め。開放的
今金の奥美利河温泉「山の家」
▼屋根は無い
奥美利河温泉
▼庭園の池のようだ
奥美利河温泉
▼置石
奥美利河温泉
▼露天風呂の様子
奥美利河温泉

この露天風呂も、もちろん100%天然源泉掛流の温泉を使用しているのですが、100%天然源泉掛流の温泉が生まれる瞬間を間近で見られるのも特徴の一つ。ちょっと小高くなった場所で、自然湧出した温泉がわんさか流れ出てくる様子が圧巻です。庭園にある池の滝を見ているような気分で、池に入って滝を眺めるなんていうレアなシチュエーションが楽しめるのもここならでは。私はこのような温泉を初めて見ました。配置されている石も趣深いものが多く、値段以上の贅沢さを感じられる温泉です。お湯はヌルいので、こちらも長湯に向いています。ただ、虫も多いので、ワイルドな人向けの温泉と言えるでしょう。

▼温泉湧出場所
奥美利河温泉
▼滝のように湧出する温泉
今金の奥美利河温泉「山の家」
▼男性側の出入口の側にある湧出場所
今金の奥美利河温泉「山の家」
▼男女混浴
今金の奥美利河温泉「山の家」

お湯は単純温泉で、無色、透明、無味、無臭。温泉成分の総計は0.300g/kg。保健所の許可を得ていないので、飲泉はできないようです。更衣室にはトイレが無いので、宿泊棟で事前に済ませましょう。

▼脱衣所
奥美利河温泉

私が入浴した奥美利河温泉「山の家」の雰囲気を動画で確認できます。

▼奥美利河温泉「山の家」の様子

泉質 単純温泉(弱アルカリ性低張性温泉)
源泉の泉温 38.5℃
ph 7.9
適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、疲労回復、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、健康増進
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患
飲用による適応症 飲泉不可
設備 混浴露天風呂(1)、男女別内湯(1)。
日帰り入浴料金 大人:300円。子供:150円。幼児:無料。
営業時間 08:00~17:00、10:00~17:00(金曜日)
休日 11月~4月
駐車場 20台有
電話番号 0137-82-0111
ホームページ ホームページはこちら
マップコード 521 120 378*22

クアプラザピリカ

クアプラザピリカは、ピリカスキー場とパークゴルフ場を併設した小規模温泉旅館。西洋風の城のような外観が目をひきます。1990年に開業しました。現在は株式会社TTNコーポレーションが運営し、自家源泉も保有しています。日帰り入浴料は500円。建物内には売店とレストランReraがあり、日帰り入浴者もランチで利用することができます。ちなみに一番人気はピリカダムカレーです。宿泊も可能で、ペットと宿泊できるプランも提供中。

▼建物外観
クアプラザピリカ 今金の奥美利河温泉

1階にある浴場には露天風呂が1つ、内湯が1つ、ジャグジーが1つ、サウナと水風呂が1つづつ。浴室は窓が大きいので、太陽が燦々と降り注ぎます。露天風呂は岩風呂になっていて、樹々で目隠しされています。

▼内湯(出典:クアプラザピリカ HP
今金の奥美利河温泉
▼露天風呂(出典:クアプラザピリカ HP
今金の奥美利河温泉

お湯はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、淡い褐色、透明、塩味、無臭。温泉成分の総計は8.367g/kg。循環しているので、残念ながら飲泉できません。浴室にはシャンプーやボディソープは備え付けられています。

クアプラザピリカの雰囲気を動画で確認できます。

▼クアプラザピリカの様子

泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性等張性温泉)
源泉の泉温 40℃
ph 7.7
適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病・動脈硬化症
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患
飲用による適応症 飲泉不可
設備 露天風呂(1)、内湯(3)、サウナ(1)。男女別の入浴。
日帰り入浴料金 大人:500円。子供:200円。幼児:無料。
営業時間 10:00~22:00
12:00~22:00(月曜日・火曜日)
休日 不定休
駐車場 150台有
電話番号 0137-83-7111
ホームページ ホームページはこちら
宿泊予約 Booking.comはこちらじゃらんはこちら楽天はこちら
マップコード 762 759 828*57

宿泊施設リスト

奥美利河温泉の宿泊施設は以下を参考にしてください。どのような宿泊施設なのか、口コミや写真などで詳しい情報を知ることができます。

クアプラザピリカ(Kur-plaza-pirika)

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北海道の秘湯・野湯

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