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【北オホーツク道立自然公園】観光地化されていない自然観光の穴場

2014/6/11

北オホーツク道立自然公園

北オホーツク道立自然公園は、北海道の北部に位置する自然公園。猿払村・浜頓別町・枝幸町にまたがり、面積は3,927ha。1968年に道立自然公園に指定されました。クッチャロ湖などの湖沼群とベニヤ原生花園の野花、ツメナガセキレイや白鳥などの野鳥が観察できるエリアです。観光客はそれほど多くありません。日本の秘境100選にも選ばれ、日本の重要湿地500にも含まれています。果てしなく伸びる信号の無い直線道路も魅力の一つ。混雑することなく、北海道らしい自然を満喫できる道北観光の穴場だと思います。

▼クッチャロ湖の夕陽
浜頓別のクッチャロ湖
▼白鳥
浜頓別のクッチャロ湖
▼湿原
浜頓別のクッチャロ湖

直線道路のエサヌカ線が旭化成・トヨタ自動車・いすゞ自動車のCMにも登場。ロケ地としても人気です。イベントもいくつか開催され、枝幸かにまつりが7月上旬の2日間、7月中旬の2日間でクッチャロ湖湖水まつり、さるふつ観光まつりが7月下旬の2日間、北オホーツク100kmマラソンが7月下旬の1日だけ行われます。また、オホーツク海は海鮮の宝庫として知られ、猿払がホタテの水揚げ高が日本一で、枝幸が毛ガニの漁獲量は日本一を誇ります。美味しい海鮮が魅力です。美味しいお店としては、夢喰間・レストラン風雪・柔家がこの地域では特に人気があります。温泉については、はまとんべつ温泉 ウィングがあり、枝幸温泉 ホテルニュー幸林・歌登温泉・ピンネシリ温泉が近いです。

▼ライダーの聖地「エサヌカ線」
猿払のエサヌカ線
▼ほたて
北オホーツク道立自然公園
▼道の駅さるふつ公園
北オホーツク道立自然公園

観光地リスト

湖沼が多いエリアで、クッチャロ湖・カムイト沼・キモマ沼・ポロ沼・モケウニ沼・猿骨沼・ポン沼・瓢箪沼などがあります。しかし、湖岸まで近づける湖沼は多くありません。オホーツク沿岸に沿って、ベニヤ原生花園とエサヌカ原生花園があり、クッチャロ湖とモケウニ沼の周辺には湿地が広がり、多彩な野草が見られます。枝幸のウスタイベ千畳岩と北見神威岬では青く美しい海を楽しむことが可能。ライダーの聖地と言われるエサヌカ線の直線も見逃せません。その他に、猿払王子の森とさるふつ公園などもあります。私が訪れたのは以下です。

クッチャロ湖

クッチャロ湖は稚内市の南東部に位置する浜頓別町にある汽水湖。北オホーツク道立自然公園内に位置し、ベニヤ原生花園やエサヌカ線が近いです。1989年にラムサール条約に登録され、日本の重要湿地500にも選ばれました。クッチャロとはアイヌ語で沼の水が流れ出る口を意味し、道東にある屈斜路湖と同じ意味合いだとか。漢字かカタカナかの違いなんでしょうかね。湖の周囲長は27km。最大水深は2.5m。湖の南東側に水鳥観察館、クッチャロ湖畔売店、クッチャロ湖畔キャンプ場、はまとんべつ温泉ウイング、足湯、クッチャロ湖湖畔神社、白鳥の舎があります。入場無料。駐車場も無料です。記事はこちら

▼クッチャロ湖
北オホーツク道立自然公園 クッチャロ湖 浜頓別

カムイト沼

カムイト沼は稚内市の南東部に位置する猿払村にある淡水湖。北オホーツク道立自然公園内に位置する浅茅野湿原の一部です。日本の重要湿地500にも含まれています。カムイトとはアイヌ語で神々の住むという意味。すなわち、神々の住む沼になります。周囲長は2.3km。最大水深は5.2m。タテヤママリモとイトウも生息しているとか。湖岸には木道が造られ、岸辺から湖を見ることが可能です。残念ながら2017年から木道への立ち入りが禁止に。敷地内には駐車場とトイレがあります。しかし、この周辺には観光施設は何もありません。また、カムイト沼に続く道路は除雪されないそうなので、ご注意を。入場無料。駐車場も無料です。記事はこちら

▼カムイト沼
北オホーツク道立自然公園 カムイト沼 猿払

キモマ沼

キモマ沼は稚内市の南東部に位置する猿払村にある淡水湖。北オホーツク道立自然公園内に位置し、ポロ沼が近いです。キモマとはアイヌ語で山にある沼という意味だとか。北海道道1089号沿いの標高5mの場所に位置し、牧場と林に囲まれた沼で、周囲長は2.5km、最大水深は3m。タテヤママリモが生息し、イトウもいるとかいないとか。水鳥の繁殖地でもあり、ガンやカモなど約1万羽の水鳥が観察されているそうです。観光施設はこれといってありません。駐車場もありません。記事はこちら

▼キモマ沼
北オホーツク道立自然公園 キモマ沼 猿払

ポロ沼

ポロ沼は稚内市の南東部に位置する猿払村にある汽水湖。北オホーツク道立自然公園内に位置し、エサヌカ原生花園・エサヌカ線・キモマ沼が近いです。日本の重要湿地500に選ばれました。ポロとはアイヌ語で大きいを意味します。沼の周囲長は約6km。最大水深は2.7m。イトウが釣れることで知られ、釣り愛好家の聖地の一つです。ただ、私はポロ沼に通じる道を発見できなかったので、夏場は観光客がポロ沼に近づくのは難しいかもしれません。冬の初めには、コハクチョウやヒシクイが飛来し、羽休めの場として利用します。厳寒期には氷上でチカ釣りができるそうです。記事はこちら

▼猿払川からの景色
北オホーツク道立自然公園 ポロ沼 猿払

モケウニ沼

モケウニ沼は稚内市の南東部に位置する猿払村にある淡水湖。エサヌカ線が近いです。北オホーツク道立自然公園内に位置し、浅茅野湿原の一部で、日本の重要湿地500にも含まれています。モケウニとはアイヌ語で、枯れ木のある沼を意味します。沼の周囲長は約6km。最大水深は4.0m。周辺は牧場と湿地に囲まれ、川で繋がったモケウニ小沼とモケウニ上の沼(第1沼)があります。モケウニ沼の南部には木道が建てられ、モケウニ沼の湖岸に出ることが可能。敷地内には駐車場とトイレがあります。入場無料。駐車場も無料です。記事はこちら

▼駐車場からの景色
北オホーツク道立自然公園 モケウニ沼 猿払

ベニヤ原生花園

ベニヤ原生花園は稚内市の南東部に位置する浜頓別町にあるお花畑。北オホーツク道立自然公園内に位置し、クッチャロ湖やエサヌカ線が近いです。ベニヤとは除虫菊の栽培を行っていた農家の屋号に由来するとか。原生花園は湿原・海岸・草原・森林からなり、5月~8月の間、330haの敷地にハマナスやノハナショウブなど100種類以上の植物が開花します。日本では北海道の北部にしかいないツメナガセキレイやコモチカナヘビなども生息。野鳥の観察地としても人気です。敷地内には展望台、花・花ハウスという休憩施設、その中の売店、トイレ、駐車場があり、花・花ハウスと売店は6月~9月までオープンしています。入場無料。駐車場も無料です。記事はこちら

▼橋
北オホーツク道立自然公園 ベニヤ原生花園 浜頓別

エサヌカ原生花園

エサヌカ原生花園は稚内市の南東部に位置する猿払村にある原生花園。ポロ沼が近いです。エサヌカ線北部にある約4kmの直線の両脇にエゾカンゾウ、ハマナス、ハイマツなどの植物が自生しています。野鳥も見られるとか。ただし、どこまでが原生花園なのか正直わかりませんでした。花々の見頃は6月下旬~7月上旬。特に観光施設はありません。道路沿いから植物を観察する形になりそうです。記事はこちら

▼エサヌカ線の両サイドが原生花園
北オホーツク道立自然公園 エサヌカ原生花園 猿払

エサヌカ線

エサヌカ線は稚内市の南東部に位置する猿払村にある村道。道沿いにはエサヌカ原生花園があり、クッチャロ湖・ベニヤ原生花園・モウケニ沼・ポロ沼が近いです。正式名称は猿払村道エサヌカ線。全長約16kmで、そのうち約4kmと約8kmの道路が一直線に牧草の中を突っ切り、北海道らしい雄大な景色がライダーや観光客に人気があります。恐らく道路を使用している人の8割は観光客なのではないでしょうか。道路沿いには電柱や看板もなく、視線を遮るものがありません。ありのままの地平線が楽しめるスポットです。特に観光施設はなく、ただ走るのみ。もしくは写すのみ。何もないことが贅沢に感じる場所です。この素晴らしい景色は旭化成・トヨタ自動車・いすゞ自動車のCMにも登場。ロケ地として使用されました。旭化成のCMは舗装される前だそう。人気の火付け役ですね。ちなみに、私はエヌサカ線だとばっかり思っていましたが、間違っていました。冬は除雪されないので、ご注意ください。記事はこちら

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▼直線道路と両側は牧草
北オホーツク道立自然公園 エサヌカ線 猿払

ウスタイベ千畳岩

ウスタイベ千畳岩は稚内市の南東部に位置する枝幸町の海岸。北オホーツク道立自然公園内に位置していますが、町の中心から約2kmと便利な場所です。安山岩が畳敷きのように見えるので、千畳岩と名付けられました。ウスタイベとは岬の名前で、ウスタイベ岬の先端に千畳岩があります。敷地内には駐車場・トイレ・炊事場があり、設備の整ったキャンプ場として評判のウスタイベキャンプ場も開設されています。キャンプ場も広く、緑地の中まで車やバイクが進入出来る模様。それは楽ちんですね。入場無料。駐車場も無料。キャンプ場も無料です。記事はこちら

▼ウスタイベ千畳岩
枝幸のウスタイベ千畳岩

北見神威岬

北見神威岬は稚内市の南東部に位置する枝幸町と浜頓別町にまたがる岬。北オホーツク道立自然公園内に位置します。神威とはアイヌ語で神の鼻を意味するとか。北海道の背骨として知られる日高山脈の最北端だそうで、最南端の襟裳岬から大雪山を通って、ここで海に入っていくようです。北海道を南北に縦断しているので、まさに背骨ですね。神威岬と言えば、積丹半島の神威岬が有名で、あちらは神を意味します。漢字は同じでも少し意味が違うのが面白いところ。積丹半島はシャコタンブルーと呼ばれる綺麗な青い海でも有名ですが、実はこちらの神威岬も海がとても青く見えて、感動しますよ。岬には北見神威岬灯台が建ち、近くには北見神威岬公園があります。入場無料。駐車場も無料です。記事はこちら

▼北見神威岬
枝幸の北見神威岬公園

さるふつ公園

さるふつ公園は稚内市の南東部に位置する猿払村の公園。国道238号沿いの猿払村村営牧場の一角にあります。村の中心からは約2kmほど離れ、猿骨沼やポロ沼が比較的近いです。公園内には、道の駅さるふつ公園・夢喰間・ななかまど・さるふつまるごと館・さるふつホテル・レストラン風雪・さるふつ憩いの湯・牛乳と肉の館・さるふつ公園キャンプ場・風雪の塔・農業資料館・インディギルカ号遭難者慰霊碑・いさりの碑・パークゴルフ場・トイレ・駐車場など色々なものがあります。7月下旬には2日間に渡り、さるふつ観光まつりが開催されます。入場無料。駐車場も無料です。記事はこちら

▼オホーツク海も気持ち良い
さるふつ公園

食べ物

オホーツク海は海鮮の宝庫として知られ、猿払がホタテの水揚げ高が日本一で、枝幸が毛ガニの漁獲量は日本一を誇ります。美味しい海鮮が魅力です。美味しいお店としては、夢喰間・レストラン風雪・柔家がこの地域では特に人気があります。私が食べたのは以下です。

▼毛ガニ
枝幸のウスタイベ千畳岩

夢喰間

夢喰間は猿払村の道の駅「さるふつ公園」にある売店。オホーツク海に面し、広大な牧場に隣接しています。雄大な自然の風景が眺められ、近くにはインディギルカ号遭難者慰霊碑や猿払温泉があります。猿払村はホタテの水揚げ高が日本一で、ホタテの町として有名です。海に放流して、5年間かけて育てるのだとか。養殖ではなく、天然ものとして甘くて肉厚な良質のホタテが出来上がっているのです。記事はこちら

▼ホタテの醤油焼き
ホタテ串焼き -猿払の夢喰間-

温泉

浜頓別と枝幸で温泉が湧出しています。はまとんべつ温泉 ウィングがあり、枝幸温泉 ホテルニュー幸林・歌登温泉・ピンネシリ温泉が近いです。私が訪れたのは以下です。

歌登温泉

歌登温泉は稚内市の南部に位置する枝幸町の温泉地。標高約110mの山間にうたのぼりグリーンパークホテルと朝倉温泉がうたのぼり健康回復村の中に建ちます。歌登の中心附近からは車で20分ほど。その他には、森林浴が楽しめる「ふれあいの森」やキャンプ場・コテージ・天北スキー場・南宗谷カントリークラブ・ラベンダー畑などがあり、多種多様な楽しみ方ができる複合施設になっています。残念ながら、カフェ・レストラン・お土産屋さん・コンビニといった独立したお店はありません。記事はこちら

▼うたのぼりグリーンパークホテル
枝幸の歌登温泉グリーンパーク

ピンネシリ温泉

ピンネシリ温泉は稚内市の南部に位置する中頓別町の温泉地。頓別国道(国道275号線)の沿線に一軒宿のホテル望岳荘があり、真向かいには道の駅「ピンネシリ」が建っています。このあたりは道の駅「ピンネシリ」・オートキャンプ場・コテージ・ふるさと生活体験館・温泉宿泊施設「ホテル望岳荘」・登山道・学習林・パークゴルフ場が集積したピンネシリヴィレッジファームパークと呼ばれる複合施設になっていて、近くにはそうや自然学校もあります。周りは緑に囲まれ、とても自然が豊富です。そのため、お土産屋さん・コンビニといった独立したお店はありません。でも、森のキッチンHARUが建っていますよ。記事はこちら

▼ホテル望岳荘
ピンネシリ温泉 ホテル望岳荘

イベント

北オホーツク道立自然公園では7月にイベントが集中しています。

▼北オホーツク100kmマラソンの様子

▼枝幸かにまつりの様子

▼クッチャロ湖湖水まつりの様子

▼さるふつ観光まつりの様子

アクティビティリスト

NPO法人 クッチャロ湖エコワーカーズでカヌーなど様々な体験アクティビティを実施中。どのようなアクティビティなのか、口コミや写真などで詳しい情報を知るために、以下を参考にしてください。

▼カヌーの様子

NPO法人 クッチャロ湖エコワーカーズ(Lake Kutcharo Eco Workers)
ASOVIEW
じゃらん

宿泊施設リスト

猿払・浜頓別・枝幸の宿泊施設は以下を参考にしてください。どのような宿泊施設なのか、口コミや写真などで詳しい情報を知ることができます。

はまとんべつ温泉 ウイング(Hamatonbetsu Onsen Wing)
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浜頓ホテル(Hamatonbetsu Hotel)
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民宿トシカの宿(Minshuku Toshika-no-Yado)
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熊本屋旅館(Kumamotoya Ryokan) 電話:01634-2-2061
ペンション小石(Pension Sazare) 電話:01634-2-2226
民宿 雄飛(Minshuku Yuhi)
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ファームイン ぶんちゃんの里(Farm Inn Bunchan-no-Sato)
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クッチャロ湖畔キャンプ場(Kuccharo Lakeside Camping Ground)
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ホテルさるふつ(Hotel Sarufutsu)
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民宿旅館 さるふつマリン(Minshuku Ryokan Sarufutsu Marine)
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いこい家 はました(Ikoiya Hamashita)
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笠井旅館(Kasai Ryokan)
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ライダーハウス やませ(Rider House Yamase)
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猿払公園バンガロー(Sarufutsu Park Bungalow)
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枝幸温泉 ホテル ニュー幸林(Esshi Onsen Hotel New Korin)
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大崎旅館(Osaki Ryokan) 電話:0163-62-1221

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