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【足寄の雌阿寒温泉】日帰温泉とオンネトーが楽しめる温泉地

2014/8/31

雌阿寒温泉

雌阿寒温泉は釧路市の北西方面に位置する足寄町の温泉地。阿寒摩周国立公園内の標高約720mの山奥にある秘湯として知られ、オンネトーの入口に野中温泉本館・野中温泉別館・景福・公共駐車場とトイレだけが建ちます。雌阿寒岳や阿寒富士への登山口があるので、沢山の登山客で賑わう他、色彩豊かなオンネトーと珍しい泉質の温泉が人気の観光地です。足寄の中心地からは約50km、阿寒湖温泉街とは約20km離れていて、残念ながら、コンビニはありません。でも、少し離れたオンネトー茶屋では食事が可能です。

▼駐車場から見た雌阿寒岳と紅葉
オンネトーの紅葉

古くからアイヌの人々には知られた温泉だったとか。1914年に野中増次郎氏が温泉宿を開業したのが雌阿寒温泉の始まり。1973年には厳しい審査を突破し、国民保険温泉地として環境大臣から指定され、北海道に15箇所ある国民保険温泉地の一つです。周辺には雌阿寒岳・阿寒富士・オンネトー・オンネトー展望デッキ・オンネトー湯の滝・オンネトー野営場・オンネトー展望台・ラワンブキ観賞ほ場があり、登山道も整備されています。オンネトーでは、春に桜、夏に新緑、秋には紅葉が楽しめ、特に紅葉は北海道のベストスポットの一つとして有名です。

▼オンネトー湯の滝
足寄のオンネトー湯の滝

オンネトー

オンネトーは阿寒湖の南西に位置する足寄町にある雌阿寒岳の噴火で堰き止められた堰止め湖。湖の周囲は4kmです。オコタンペ湖、東雲湖と共に北海道三大秘湖の一つ。水の色が季節や場所、風向、天候によりコバルトブルーやエメラルドグリーンに見えるので「五色沼」とも呼ばれ、北海道内で最も水の色が美しいと言われています。特に天気が悪いと美しく見えるようです。五色に変わる水はPh6と酸性が強く、魚類は生息できませんが、ウチダザリガニやエゾサンショウウオは生息しています。過酷な環境にも順応できる生物はいるようです。遊歩道が設置され、約60分で周遊できます。秋には紅葉の名所として、多くの観光客が訪れます。雌阿寒岳の麓にあり、オンネトーの周りにはオンネトー展望デッキ、オンネトー湯の滝、オンネトー野営場、オンネトー展望台、雌阿寒温泉があります。記事はこちら

▼オンネトー
足寄のオンネトー展望デッキ

日帰り温泉リスト

日帰り入浴できるのは山の宿 野中温泉 別館と山の宿 野中温泉 本館です。

▼オンネトー野営場から見た紅葉
オンネトーの紅葉

山の宿 野中温泉 別館

野中温泉は、1914年に創業した小規模老舗温泉旅館。旧ユースホステルの本館と1969年に開業した国民宿舎の別館があります。世界最高齢の男性として知られる2代目経営者の野中正造氏が住んでいることでも有名で、温泉のおかげで長生きできているとのことなので、長寿の湯とも言えるでしょう。泉質が良いと評判で、温泉玄人の人気も高いです。日帰り入浴料は350円。別館と言っても、本館よりも大きく、現在は別館でのみ宿泊することができます。また、犬と猫が飼われていて、可愛いと評判です。

▼建築外観
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼世界男性最高齢の野中正造氏の若かりし頃
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼猫のハル。とても人懐っこい
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼浴場入口
雌阿寒温泉 野中温泉 別館

浴場には露天風呂が1つと内湯が1つ。浴室はそれほど広くはありませんが、壁や床は板張り、本州の歴史ある温泉地を連想させます。床は滑りやすいので、ご注意ください。木製の内湯は10人くらいが入浴できそうな大きさで、100%天然源泉掛流の温泉がじゃんじゃか湯船に供給されます。湧出量が豊富で、どんどんお湯が掛け流されていてなんとも気持ち良い気分。お湯の触感はトロッとした感じです。シャワーやカランはないので、入浴前に掛け湯してから入浴しましょう。また、内湯では硫化水素中毒を防ぐために、長湯しないでくださいとのことでした。

▼内湯
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼温泉湧出口
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼木製の縁
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼飲泉口
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼ミルキーホワイト
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼浴室内も木製
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼木製風呂椅子もある
雌阿寒温泉 野中温泉 別館

露天風呂は、男女で違いがあります。私は男性用露天風呂しか知りませんが、男性用露天風呂は岩風呂になっていて、4人くらいが入浴できそうな大きさ。屋根が無いので、開放感も抜群です。夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪見風呂を楽しめそうです。また、夜は綺麗な星空を見ながら入浴が楽しめるとか。なんとも贅沢ですね。

▼露天風呂
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼温泉湧出口
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼露天風呂からの眺め
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼女性用露天風呂と隣あっている
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼開放感がある
雌阿寒温泉 野中温泉 別館

お湯は含硫黄-マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉で、白濁、苦味、硫化水素臭です。温泉成分の総計は4.022g/kg。メタ珪酸は236.7mg/kgで、200mg/kg以上含まれるとお肌に良いそうなので、美人の湯と言えそうです。飲泉も可能で、飲泉口があります。飲むと薬みたいな味で、苦いです。慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、痛風、便秘、慢性胆のう炎、胆石症、肥満症に効能があるそう。ただ、硫黄は胃を溶かすらしいので、たくさん飲んではいけません。浴場には、シャンプーやボディーソープはないので、持参しなければなりません。脱衣所にはトイレが無いので、事前に廊下沿いにあるトイレで用を足した方がよいでしょう。

▼脱衣所
雌阿寒温泉 野中温泉 別館
▼休憩室
雌阿寒温泉 野中温泉 別館

野中温泉 別館の雰囲気を動画で確認できます。

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▼野中温泉 別館の様子

泉質 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(弱酸性低張性高温泉)
源泉の泉温 43.2℃
ph 5.8
適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え症、疲労回復、慢性消化器病、疾痔、病後回復期、健康増進、慢性皮膚病、虚弱児童、やけど、切り傷、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、高齢者の皮膚乾燥症、皮膚・粘膜の敏感な人、特に光線過敏症の人
飲用による適応症 慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、痛風、便秘、慢性胆のう炎、胆石症、肥満症
飲用による禁忌症 下痢の時、腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみのあるもの
設備 露天風呂(1)、内湯(1)。男女別の入浴。
日帰り入浴料金 大人:350円。小学生:200円。
営業時間 09:00~20:00
休日 不定休
駐車場 50台有
電話番号 0156-29-7321
ホームページ ホームページはこちら
宿泊予約 じゃらんはこちら楽天はこちら
マップコード 783 823 137*43

山の宿 野中温泉 本館

本館は旧ユースホステルで、現在は日帰り入浴専門の施設です。日帰り入浴料は200円。浴場に内湯が1つ。板張りの浴室は、窓が大きいので、太陽の光が燦々と降り注ぎ、気持ちの良い空間です。

▼建物の外観
雌阿寒温泉 野中温泉 本館

お湯は含硫黄-マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉で、青っぽい色、透明、苦味、硫化水素臭です。温泉成分の総計は4.038g/kg。メタ珪酸は240.1mg/kgで、200mg/kg以上含まれるとお肌に良いそうなので、美人の湯と言えそうです。浴場には、シャンプーやボディーソープはないので、持参しなければなりません。脱衣所にはトイレが無いので、事前に廊下沿いにあるトイレで用を足した方がよいでしょう。

野中温泉 本館の雰囲気を動画で確認できます。

▼野中温泉 本館の様子

泉質 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化泉(弱酸性低張性高温泉)
源泉の泉温 43.8℃
ph 5.8
適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え症、疲労回復、慢性消化器病、疾痔、病後回復期、健康増進、慢性皮膚病、虚弱児童、やけど、切り傷、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、高齢者の皮膚乾燥症、皮膚・粘膜の敏感な人、特に光線過敏症の人
飲用による適応症 慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、痛風、便秘、慢性胆のう炎、胆石症、肥満症
飲用による禁忌症 下痢の時、腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみのあるもの
設備 内湯(1)。男女別の入浴。
日帰り入浴料金 大人:200円。小学生:100円。
営業時間 07:00~19:00
休日 不定休
駐車場 50台有
電話番号 0156-29-7454
ホームページ ホームページはこちら
マップコード 783 823 137*43

【休業】オンネトー温泉 景福

景福は1987年に開業した小規模温泉宿。日帰り入浴料は300円。登山客の定宿として知られ、宿泊することも可能です。また、12月から4月まで冬季休業します。残念ながら、2015年から休業しています。以下、営業していた時の話です。

▼建物外観
足寄の雌阿寒温泉 オンネトー温泉 景福

建物内には、地下一階に男女の浴室が合せて4つ。性別毎に内湯が1つの浴室と露天風呂が1つの浴場を利用でき、それぞれ離れた場所にあります。浴場を移動する際は、着替えなければなりません。また、身体を洗えるスペースは内湯がある浴室にしかないので、先に内湯に入浴した方が良いでしょう。

▼内湯
足寄の雌阿寒温泉

内湯がある浴室はこじんまりとしています。壁も床も板張りで、北海道では珍しい雰囲気です。その中に岩で出来た浴槽が一つあり、3人ほどが入浴できそうな大きさ。浴槽の底には玉砂利が敷かれ、底から新鮮な100%天然温泉が湧出しています。源泉と直結している湯船というのがスゴイですね。また、池のように見える湯船のその透明感がとても美しいです。シャワーは無いので、掛け湯してから入浴しましょう。

▼美しすぎる内湯の浴槽
足寄の雌阿寒温泉 オンネトー温泉 景福
▼洗い場
足寄の雌阿寒温泉
▼勢い良く出る内湯の湧出口
足寄の雌阿寒温泉 オンネトー温泉 景福
▼無色透明なお湯
足寄の雌阿寒温泉
▼床板も温泉成分で変色
足寄の雌阿寒温泉 オンネトー温泉 景福

続いて、露天風呂。10人ほどが入浴できそうな岩風呂です。昔は広い混浴露天風呂で知られていましたが、今は仕切りで分けられています。屋根もなく、仕切以外は視線を遮るものがないので、開放感も抜群です。また、エメラルドグリーンのお湯が綺麗!内湯と同じ泉質ですが、お湯がこんなにも違うものなんですね。なんでも、空気に触れて酸化するとこのような色になるのだとか。しかも、温泉成分によって、岩が白く変色しています。排出口に惜しげも無くお湯が流れていく様は見ていて楽しいですね。

▼開放感抜群の露天風呂
足寄の雌阿寒温泉 オンネトー温泉 景福
▼屋根はない
足寄の雌阿寒温泉
▼30cmくらい先は見える
足寄の雌阿寒温泉 オンネトー温泉 景福
▼男女浴場の仕切り板
足寄の雌阿寒温泉
▼排出口
足寄の雌阿寒温泉

お湯は含硫黄-マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉で、無色、透明、苦味、弱硫黄臭。飲泉ができるようなので、勢い良く湧出する温泉を飲んでみると薬のような味でした。ただ、硫黄は胃を溶かすらしいので、たくさん飲んではいけません。温泉成分の総計は3.798g/kg。メタ珪酸は233.8mg/kgで、200mg/kg以上含まれるとお肌に良いそうなので、美人の湯と言えそうです。どちらの浴室にもシャンプーやボディーソープはないので、持参しなければなりません。脱衣所にはトイレが無いので、廊下にあるトイレで事前に済ませた方が良いでしょう。

私が入浴したオンネトー温泉 景福の雰囲気を動画で確認できます。

▼オンネトー温泉 景福の様子

泉質 含硫黄-マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(弱酸性低張性高温泉)
源泉の泉温 43.8℃
ph 5.8
適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え症、疲労回復、慢性消化器病、疾痔、病後回復期、健康増進、慢性皮膚病、虚弱児童、やけど、切り傷、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、高齢者の皮膚乾燥症、皮膚・粘膜の敏感な人、特に光線過敏症の人
飲用による適応症 慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、痛風、慢性胆のう炎、胆石症、肥満症
飲用による禁忌症 下痢の時、腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみのあるもの
設備 露天風呂(1)、内湯(1)。男女別の入浴。
日帰り入浴料金 大人:300円。小人:200円。
営業時間 10:00~20:00
休日 10月~4月は冬季休業
駐車場 20台有
電話番号 0156-29-7370
ホームページ ホームページはこちら
マップコード 783 823 105*67

宿泊施設

雌阿寒温泉の宿泊施設は以下を参考にしてください。どのような宿泊施設なのか、口コミや写真などで詳しい情報を知ることができます。

山の宿 野中温泉(Yama-no-Yado Nonaka Onsen)
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北海道の秘湯・野湯

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阿寒摩周国立公園

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