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【鹿追の菅野温泉】日帰入浴が楽しめる然別峡かんの温泉

2015/7/22

菅野温泉

菅野温泉は帯広市の北西方面に位置する鹿追町にある温泉地。鹿追の中心地から約30km離れた北海道道1088号のほぼ終点にあり、大雪山国立公園の東大雪地区の標高約720mの山深い場所にポツンと一軒宿の然別峡かんの温泉が建ちます。残念ながら、レストラン・カフェ・お土産屋さん・コンビニといった独立したお店はありません。もちろん携帯の電波も届きません。近くには、然別峡野営場・然別峡 鹿の湯・東雲湖があります。東雲湖はオンネトーとオコタンペ湖とともに北海道三大秘湖の一つで、ナキウサギが棲息する場所として知られています。然別湖・駒止湖・扇ケ原展望台も比較的近いです。また、紅葉の名所と言われる福原山荘もありますよ。

▼然別峡野営場
鹿追の然別峡温泉鹿の湯

本郷兵吉氏が温泉を見つけ、1911年に温泉小屋を建てたのが始まり。当時は本郷温泉と呼ばれていましたが、菅野祐喜氏が1941年に譲り受け、菅野温泉と改称しました。1971年には厳しい審査を突破し、国民保険温泉地として環境大臣から指定され、北海道に15箇所ある国民保険温泉地の一つになっています。その後、2007年に休業し、経営者が交代して今に至ります。

然別峡温泉鹿の湯

然別峡温泉は帯広市の北西方面に位置する鹿追町にある温泉地。大雪山国立公園の東大雪地区の標高約680mの山深い場所にある秘湯として有名です。鹿追の中心地から約30km離れた北海道道1088号の終点に然別峡温泉鹿の湯があり、然別峡温泉鹿の湯は然別峡野営場の入浴施設として使われています。残念ながら、レストラン・カフェ・お土産屋さん・コンビニといった独立したお店はありません。もちろん携帯の電波も届きません。近くには、然別峡かんの温泉と東雲湖があります。東雲湖はオンネトーとオコタンペ湖とともに北海道三大秘湖の一つで、ナキウサギが棲息する場所として知られています。然別湖・駒止湖・扇ケ原展望台も比較的近いです。また、紅葉の名所と言われる福原山荘もありますよ。記事はこちら

▼大きな岩風呂
鹿追の然別峡温泉鹿の湯

然別湖

然別湖は帯広市の北方面にある鹿追町と上士幌町にまたがる淡水湖。北海道の湖の中で一番高い標高804mの地点にあります。星空が綺麗なことでも有名です。大雪山国立公園の東大雪エリアに位置し、大雪山国立公園内にある唯一の自然湖でもあります。湖の周囲長は13.8km。最大水深は98.5mで、結構深いです。透明度も高く、日本では摩周湖に次いで2番目に高いと言われていたり、国内最高だと言われていたり、諸説あるようですが、清らかな湖には変わりありません。清流に住む淡水魚「オショロコマ」が湖に閉じ込められて進化したミヤベイワナが世界で唯一棲息する湖としても知られています。入場無料。駐車場も無料です。記事はこちら

▼温泉街から見た然別湖
然別湖

然別湖コタン

しかりべつ湖コタンは帯広市の北方面にある鹿追町の然別湖で行われる冬のイベント。1980年から始まりました。約4万人が訪れ、冬の寒さを楽しむことを目的に然別湖畔温泉街のすぐ近くの湖面上で1月下旬から3月下旬まで行われます。80~100cmの厚さにまで凍った湖の上にはイヌイットの人たちがイグルーと呼ぶ氷と雪の建物が並び、コタン(アイヌ語で村)が形成されるというもの。製作には1ヶ月もかかるとか。冬の間にだけ現れるので、幻の村とも呼ばれているそうです。確かに雪や氷が解ければ、何も残りませんからね。入場無料。駐車場も無料です。悪天候により営業できない日もたまにありますので、ご注意を。記事はこちら

▼アイスチャペル
鹿追の然別湖コタン

大雪山国立公園

大雪山国立公園は北海道の中心部に位置する日本最大の国立公園。面積は226,764haです。1934年に国立公園に指定されました。阿寒摩周国立公園と共に北海道最古の国立公園です。大雪山という名前の山は無く、北海道の最高峰の旭岳・黒岳・愛別岳・トムラウシ山と言った標高2000m級の山々がある一帯の総称で、これらは北海道の屋根と言われています。活火山・大規模な柱状節理・樹海・永久凍土など北海道の中でもなかなかお目にかかれない大自然の宝庫です。250種の高山植物が見られる他、ヒグマ・シマフクロウ・オショロコマ・ギンザンマシコなどの生き物も棲息しています。そうそう、正しい表記は「だいせつざん」ですが、地元の人は「たいせつざん」と呼ぶことが多いです。記事はこちら

▼旭岳
東川の旭岳の紅葉

日帰り温泉リスト

日帰り入浴できるのは然別峡かんの温泉です。野湯で有名な然別峡 鹿の湯も近いです。鹿の湯以外にも、ユウヤンベツ川沿いにテムジンの湯・チニカの湯・メノコの湯などの天然の野湯が点在しています。

▼然別峡 鹿の湯
鹿追の然別峡温泉鹿の湯

然別峡かんの温泉

然別峡かんの温泉は1911年に創業した小規模老舗温泉旅館。株式会社鹿追ホットスプリングスが経営しています。ほぼ浴槽毎に自然湧出の温泉を使用していることで知られ、温泉玄人の方々から人気です。2014年に建物をリニューアルして、営業を再開しました。建物が新しいので、とても清潔感があります。日帰り入浴料は650円。宿泊も可能です。幾稲鳴滝の湯という名前の貸切露天風呂もあり、別途1000円で使用できます。

▼日帰り温泉施設
鹿追の菅野温泉 イナンクル

宿泊棟の湯宿 こもれび荘と日帰り入浴施設の湯処ウヌカルイナンクルの2つ建物があり、湯宿 こもれび荘の1階にイコロ・ポッカの湯があり、湯処ウヌカルイナンクルにはウヌカルという名前の大浴場とイナンクルという名前の大浴場があります。ウヌカルとイナンクルは男女の浴場として、毎日入れ替えられます。また、こもれび荘の湯は浴室が1つのため、毎日男女の浴室として入れ替えられるので、運が良ければ入浴することが可能です。私は運良くこもれび荘の湯とイナクルで入浴しました。

▼イナンクル大浴場の入口
鹿追の菅野温泉 イナンクル

イナンクルとはアイヌ語で幸せという意味。浴場には露天風呂が2つと内湯が2つあります。(1)春鹿呼の湯と(2)秋鹿鳴の湯と名付けられた露天風呂と(3)イナンクルアンノーの湯と(4)イナンクルアンナーの湯と名付けられた内湯です。

▼ロビー
鹿追の菅野温泉 イナンクル

露天風呂は目隠し塀に囲まれているので、残念ながら開放感はありません。外を見ると祠が見えます。こじんまりとして、なんとなく落ち着くような雰囲気ですね。春鹿呼の湯と秋鹿鳴の湯は岩風呂になっていて、それぞれ3人くらいが入浴できそうな大きさで、100%天然の源泉掛流の温泉が使用されています。

▼露天風呂:春鹿呼の湯と秋鹿鳴の湯
鹿追の菅野温泉 イナンクル
▼秋鹿鳴の湯の温泉湧出口
鹿追の菅野温泉 イナンクル
▼春鹿呼の湯の温泉湧出口
鹿追の菅野温泉 イナンクル
▼無色透明なお湯
鹿追の菅野温泉 イナンクル
▼露天風呂からの眺め。祠がある
鹿追の菅野温泉 イナンクル

浴室は細長くこじんまりとした感じですが、木造と石造のコントラストがオシャレさを感じさせます。また、雰囲気を大事にするために、あえてほの暗くしているのだと思います。イナンクルアンノーとはアイヌ語でしあわせになろうぜという意味で、イナンクルアンナーとはアイヌ語でしあわになろうねという意味です。石造の内湯はそれぞれ6人くらいが入浴できそう大きさで、100%天然源泉掛流の温泉が使用され、お湯が浴槽から溢れていました。

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▼浴場の様子
鹿追の菅野温泉 イナンクル
▼イナンクルアンナーの湯
鹿追の菅野温泉 イナンクル
▼イナンクルアンナーの湯からの眺め
鹿追の菅野温泉 イナンクル

お湯は(1)(2)(3)(4)ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、無色、透明、塩っぱい味、無臭。残念ながら飲泉はできませんが、ホントなかなかのしょっぱさです。(1)春鹿呼の湯の温泉成分の総計は3.491g/kgで、メタケイ酸が198.7mg/kg。(2)秋鹿鳴の湯と(3)イナンクルアンノーの湯の温泉成分の総計は4.759g/kgで、メタケイ酸が203.5mg/kg。(4)イナンクルアンナーの湯の温泉成分の総計は3.815g/kgで、メタケイ酸が198.7mg/kg。200mg/kg以上含まれるとお肌に良いそうなので、美人の湯と言えそうです。浴場にはシャンプーとボディソープが備えつけられています。脱衣所にはトイレと無料のドライヤーが設置してあります。

▼脱衣所
鹿追の菅野温泉 イナンクル
▼脱衣所
鹿追の菅野温泉 イナンクル
▼休憩室
鹿追の菅野温泉 イナンクル

宿泊施設であるこもれび荘の1階に(5)イコロ・ポッカの湯があります。浴室は半露天で、洞窟風呂のような雰囲気。それほど開放感はありませが、気持ちの良い空間です。イコロ・ポッカとはアイヌ語で宝物が湧き上がるという意味で、その名のとおり、温泉が底から湧出し、酸化していない新鮮な温泉が楽しめます。岩に囲まれた浴槽は5人くらいが入浴できそう大きさで、100%天然の源泉掛流の温泉が使用されています。温泉の温度を調整するために、温度調整機が浴槽に入っていました。

▼こもれび荘に到る道。熊の足跡がある
鹿追の菅野温泉 イコロ・ポッカの湯
▼イコロ・ポッカの湯の入口
鹿追の菅野温泉 イコロ・ポッカの湯
▼露天風呂
鹿追の菅野温泉 イコロ・ポッカの湯
▼露天風呂
鹿追の菅野温泉 イコロ・ポッカの湯
▼温度調整機みたいなものがある
鹿追の菅野温泉 イコロ・ポッカの湯
▼底から温泉が湧き出している
鹿追の菅野温泉 イコロ・ポッカの湯
▼露天風呂の外の景色
鹿追の菅野温泉 イコロ・ポッカの湯

お湯はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、無色、透明、塩っぱい味、無臭。温泉成分の総計は3.601g/kgで、メタ珪酸が192.0mg/kgで、200mg/kg以上含まれるとお肌に良いそうなので、ほぼ美人の湯と言えそうです。残念ながら飲泉できません。浴場にはシャンプーやボディソープは備え付けられていません。脱衣所にはトイレと無料のドライヤーが設置されていました。

▼脱衣所
鹿追の菅野温泉 イコロ・ポッカの湯
▼脱衣所
鹿追の菅野温泉 イコロ・ポッカの湯
▼ロビー
鹿追の菅野温泉 イコロ・ポッカの湯

私が入浴した菅野温泉の雰囲気を動画で確認できます。

▼菅野温泉の様子

泉質 (1)(2)(3)(4)(5)ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)
源泉の泉温 (1)44.9℃、(2)(3)52.3℃、(4)48.5℃、(5)56.4℃
ph (1)(2)(3)7.2、(4)6.8、(5)7.8
適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、疲労回復、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、健康増進、虚弱児童、慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、やけど
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患
飲用による適応症 慢性消化器、慢性便秘、糖尿病、痛風、肝臓病
飲用による禁忌症 腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみのあるもの
設備 露天風呂(3)、内湯(7)。男女別の入浴 ※予約制貸し切り温泉あり
日帰り入浴料金 大人:650円。中学生:300円。小学生:200円。
営業時間 夏季 10:00~20:00、冬季 10:00~18:00
休日 不定休
駐車場 20台有
電話番号 050-3136-8039
ホームページ ホームページはこちら
マップコード 702 561 699*58

宿泊施設リスト

菅野温泉の宿泊施設は以下を参考にしてください。

菅野温泉(Kanno Onsen)
Booking
じゃらん
楽天

北海道の秘湯・野湯のページはこちら

北海道の秘湯・野湯

大雪山国立公園のページはこちら

大雪山国立公園

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