• 温泉
  • Little-KnownGoodSpots
  • EasternArea

【斜里の岩尾別温泉】日帰り温泉が楽しめる知床半島の秘湯のひとつ

2014/7/14

岩尾別温泉

岩尾別温泉は知床半島の北側に位置する斜里町にある温泉地。標高約215mの山深い場所にある知床国立公園の秘湯の一つとして有名です。カムイワッカ湯の滝や知床五湖に近く、三段の湯や滝見の湯の有名な野湯があることで知られています。北海道道路93号の終端にホテル地の涯と木下小屋だけが建ち、羅臼岳の登山基地として利用されています。残念ながら、レストラン・カフェ・スナック・コンビニといった独立したお店はありません。冬期は北海道道路93号が通行止めになるので、営業していません。

▼登山口附近にあるトイレ
岩尾別温泉

岩尾別とはアイヌ語で硫黄の川を意味し、古くからアイヌの人々には知られていた温泉でした。大正時代に温泉小屋が建ち、今に至ります。自然林に囲まれた大自然の中にいるので、熊もたくさん棲息しています。気をつけくださいね。

知床五湖

知床五湖は知床半島にある原生林に囲まれた5つの湖とその景観を楽しめる観光地。秘境として有名です。手付かずの自然が楽しめる場所として、年間50万人が訪れます。冬は閉鎖され、5月~11月までの間のみ観光が可能です。敷地内には高架木道と地上遊歩道の大きく分けて2つの散策路と知床五湖フィールドハウスとパークサービスセンターの2つの施設があります。パークサービスセンターはレストハウスで、お土産や軽食を販売している他、トイレも備えられています。駐車場は有料です。詳しくはこちら

▼知床一湖と知床連山
知床五湖 ウトロ 知床国立公園

カムイワッカ湯の滝

カムイワッカ湯の滝は世界自然遺産になった知床にある日本でも数少ない滝の天然露天風呂。カムイワッカ川に温泉が流れ込み、滝になった場所に滝壺が生まれて、天然の湯船になりました。全部で4つの滝壺がありますが、現在は落石の危険があるため、一番手前にある一の滝までしか登ることができません。入場料と駐車場は無料。詳しくはこちら

▼駐車場附近から見たカムイワッカ川
カムイワッカ湯の滝 ウトロ 知床国立公園

知床国立公園

知床は日本に4つしかない世界自然遺産の一つ。熊や鹿、シマフクロウが生きる山深い森林、海と山を隔てる断崖絶壁、鮭、クジラが生きる海がつながって、圧倒的な自然の景色を作り上げています。知床とはアイヌ語で地の果てを意味するのですから、秘境と言われるのも頷けますね。記事はこちら

▼エゾフクロウ
知床国立公園

日帰り温泉リスト

日帰り入浴できるのは三段の湯、滝見の湯、ホテル地の涯です。また、ホテル地の涯の裏側にある木下小屋でも入浴できるそうですよ。

三段の湯と滝見の湯

混浴露天風呂「三段の湯」「滝見の湯」は、ホテル地の涯の駐車場のすぐそばにがあります。岩尾別川の河畔に向かって歩いて1分です。無料で入浴できる天然の野湯として有名で、夏場は多くの観光客が訪れます。※2016年からはお湯が溜まっておらず、使用できないようです。

▼上から見た三段の湯
斜里の岩尾別温泉 三段の湯

三段の湯は天然の岩風呂で、名前の通り、3つの浴槽に分かれています。上段の浴槽は3名くらいが入浴できそうな大きさ、中段と下段は2名くらいが入浴できそうな大きさです。お湯が上段から下段に流れ落ちていくので、熱いお湯、適温のお湯、ぬるいお湯として楽しめそう。淡い青さがとても美しいですよね。

▼中段の湯
斜里の岩尾別温泉 三段の湯
▼下段の湯
斜里の岩尾別温泉 三段の湯
▼下から三段の湯を見る
斜里の岩尾別温泉 三段の湯
▼右側が滝見の湯。左側に滝
斜里の岩尾別温泉 滝見の湯

滝見の湯は、三段の湯から滝に向かって歩くと現れる岩風呂。周りに目隠しの役割を果たす石が積んであるので、すぐ見つかります。大きさは1人用で、名前の通り、滝を見ながら入浴が可能。滝以外にも鹿や熊が見られることもあるとか。熊なんていたらソッコーで逃げるしかないですね。また、こちらは女性専用という話もありますが、詳しくはわかりませんでした。どちらの野湯も渓谷沿いにあるので、開放感は抜群。但し、目隠しや脱衣所はありません。あと、水着やバスタオル巻きで入浴をしても大丈夫のようです。

▼結構狭い滝見の湯
斜里の岩尾別温泉 滝見の湯
▼滝見の湯
斜里の岩尾別温泉 滝見の湯
▼滝
斜里の岩尾別温泉 滝見の湯

段の湯と滝見の湯の雰囲気を動画で確認できます。

▼三段の湯と滝見の湯の様子

ホテル地の涯

ホテル地の涯は1963年に開業した小規模老舗温泉旅館。知床の原生林が繁茂する山の中に建ち、1990年に建物がリニューアルされました。羅臼岳登山の登山基地として、多くの登山者が利用します。日帰り入浴料は800円。建物内には売店とレストランがあり、日帰り入浴者も利用できます。宿泊ももちろん可能です。12月から4月まで冬季休業します。

▼建物の外観
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼浴場の入口
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯

浴場には混浴露天風呂が4つと男女別の内湯が2つあります。浴室はそれほど大きくはありませんが、明るい光が差し込み、心地の良い空間です。L字型に内湯が配置されていて、小さな内湯は2人くらいが入れそうな大きさ。コチラはぬるめです。大きな内湯は8人くらいが入浴できそうな大きさで、なかなか熱めです。お湯がふんだんに注がれて、浴槽から溢れてきます。なんとも贅沢ですね。どちらの浴槽も加水掛流の温泉が使われています。また、シャワーやカランにも温泉が使用されています。

▼浴場の様子
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼湧出口
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼内湯からの眺め
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯

特筆すべきは混浴露天風呂。特に庭園風の露天風呂が素晴らしいです。男女別の浴室を出るとそこからは混浴ゾーンになります。木の形をした露天風呂が2つ、庭園風の露天風呂が2つあり、木の形をしたお風呂は、寝湯といった感じで、どちらも1人用です。こちらはお湯を溢れさせる楽しさがあります。

広告

▼木の形の湯船
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯

庭園風の露天風呂は、岩風呂になっていて、日本庭園の池のようです。上下2段になっていて、水温が異なります。どちらも深さは1mほどとなかなかの深さです。下の露天風呂は20人くらいは入浴できそうな大きさで、温泉のよどみの部分では、温泉成分が析出して浮いていました。触ると砂のようなジャリジャリ感です。自然の力ってスゴいですね。

▼露天風呂の全景
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼下の露天風呂からの眺め
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼淡い緑に見える温泉
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼湧出口
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯

上の露天風呂は5人くらいが入浴できそうな大きさで、見晴らしも良好。温泉成分が析出した浴槽がまたいい形しているんですよ。触って良し、眺めて良しの浴槽です。全体的に庭園風の露天風呂は、開放感と非日常感がハンパないです。ホント気持ち良いですね。水着の着用やバスタオル巻きの入浴もOKです。男性の入浴者はほぼ裸なので、女性にはちょっと敷居が高いかもしれません。

▼上の露天風呂
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼温泉成分が析出している
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼上の露天風呂からの眺め
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼温泉成分が層になっている
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼開放感がある
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼温泉成分が析出し、スゴい形に
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼屋外の休憩所
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯

お湯はナトリウム・カルシウム−塩化物・炭酸水素塩泉で、無色、透明、無味、無臭。温泉成分の総計は2.184g/kg。残念ながら保健所の許可が得られていないので、飲泉はできません。浴場にはシャンプーとボディーソープは備え付けられています。脱衣所には、トレイ、無料のドライヤー、無料の水が設置されています。

▼脱衣所
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯
▼屋内の休憩所
斜里の岩尾別温泉 ホテル地の涯

私が入浴した岩尾別温泉の雰囲気を動画で確認できます。

▼岩尾別温泉の様子

泉質 ナトリウム・カルシウム−塩化物・炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)
源泉の泉温 63.3℃
ph 6.9
適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、疲労回復、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、健康増進、虚弱児童、慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、やけど
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患
飲用による適応症 慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、痛風、肝臓病
飲用による禁忌症 腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみのあるもの
設備 混浴露天露天風呂(4)、男女別内湯(2)。
日帰り入浴料金 大人:800円、子供:500円。
営業時間 11:30~15:00
休日 11月~4月
駐車場 30台有
電話番号 050-2017-8989
ホームページ ホームページはこちら
宿泊予約 じゃらんはこちら楽天はこちら
マップコード 757 671 847*51

宿泊施設リスト

岩尾別温泉周辺の宿泊施設は以下を参考にしてください。どのような宿泊施設なのか、口コミや写真などで詳しい情報を知ることができます。

ホテル地の涯(Hotel Chi-no-Hate)
Booking
知床岩尾別ユースホステル(Shiretoko Iwaobetsu Youth Hostel)
木下小屋(Kinoshita Hut) 電話:0152-24-2824
Booking.com

北海道の秘湯・野湯のページはこちら

北海道の秘湯・野湯

北海道のすごい温泉のページはこちら

北海道のすごい温泉

知床国立公園のページはこちら

知床国立公園

Comment

Comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください