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【上士幌の幌加温泉】日帰りで4つの源泉と非日常的な混浴が楽しめる鹿の谷温泉旅館

2014/10/3

幌加温泉

幌加温泉は帯広市の北方面に位置する上士幌町の温泉地。幌加温泉の看板を目印に、糠平国道(国道273号)を曲がって、約1.5km走った道路の終点に、一軒宿の鹿の谷温泉旅館が建ちます。このあたりは大雪山国立公園 東大雪地区の標高約700mのホロカ山の麓で周辺には人家は無く、秘湯として知られています。携帯も圏外です。ニペソツ山への登山口はありますが、レストラン・カフェ・お土産屋さん・コンビニといった独立したお店はありません。糠平湖が近く、有名なタウシュベツ川橋梁をはじめとする旧国鉄士幌線廃線跡コンクリートアーチ橋梁群があり、糠平温泉・糠平ダム・森のトロッコ・エコレール・三国峠・ナイタイ高原牧場も比較的近いです。

▼紅葉
上士幌の糠平ダムと糠平湖

糠平温泉近くの各温泉施設を巡ることができるように、湯めぐり切符も発行していて、湯元館・糠平温泉ホテル・中村屋・プライマルステージ・東大雪ぬかびらユースホステル・幌加温泉 鹿の湯の6軒の温泉施設の中で、3軒の施設で入浴ができます。値段は1200円。また、帯広と旭川の間には、ノースライナー号が走り、比較的早く向かうことができます。新千歳空港や札幌からの直通バスは残念ながらありません。

▼タウシュベツ橋
上士幌の糠平温泉

糠平ダムと糠平湖

糠平湖は上士幌町にある北海道で2番目に大きい人造湖。湖の北西側の湖畔には糠平温泉街が広がります。温泉街に東大雪自然館があるので、そこで情報収集することもできます。釣りでも人気を集め、夏はブラウントラウトが釣れ、冬はワカサギが釣れることで有名です。また、幌加温泉も近くにあります。記事はこちら

▼峠の上から見た糠平湖
上士幌 糠平湖

三国峠

三国峠は、帯広の北部に位置する上士幌にある標高1139mの峠。上川と十勝を結ぶ国道273号(糠平国道)が大雪山国立公園を南北に横断し、北海道の国道の中で、最も高い場所に峠があるそうです。周辺には人家が無く、トドマツやエゾマツの樹海が広がり、少し離れてやっと幌加温泉と糠平温泉があります。その樹海は秋には黄葉の名所としても有名です。見頃は9月中旬から10月上旬。記事はこちら

▼松見大橋
上士幌の三国峠

ナイタイ高原牧場

ナイタイ高原牧場は帯広市の北部に位置する上士幌町にある日本で一番大きな公共牧場。標高約1000mの山をまるまる牧場にした1700haの敷地に、3000頭の牛が放牧されているとか。標高約800mまでは一般の人が立ち入ることが可能で、頂上付近にはレストハウスが設置されています。レストハウスでは食事や牧場の牛乳が使われたアイスクリームを提供していて、濃厚なミルクを味わうことが可能です。もちろんトイレも設置されています。入場無料。駐車場も無料です。記事はこちら

▼士幌の町を臨む
ナイタイ高原牧場

大雪山国立公園

大雪山国立公園は日本最大の国立公園。面積は226,763.56 haです。大雪山という名前の山は無く、北海道の最高峰の旭岳、黒岳、愛別岳、トムラウシ山と言った標高2000m級の山々がある一帯のことを総称しています。正しい表記は「だいせつざん」ですが、地元の人は「たいせつざん」と呼ぶことがしばしばです。広大な面積のため、表大雪エリア、北大雪エリア、東大雪エリア(裏大雪)、十勝連峰エリアに分けられます。アイヌ語でカムイミンタラと呼ばれ、神々の遊ぶ庭とも言われる雄大な光景を楽しむことが可能です。記事はこちら

▼旭岳
東川の旭岳の紅葉

日帰り温泉リスト

日帰り入浴できるのは鹿の谷温泉旅館です。

鹿の谷温泉旅館

鹿の谷温泉旅館は1946年頃に開業した小規模老舗温泉宿。4種類の天然源泉掛流の温泉を楽しめることで知られ、温泉愛好者や登山者に人気です。建物の外観も内装も昭和の雰囲気が満載で、古き良き湯治場感があります。旅館の名前はエゾシカがお出迎えしてくれるほど鹿が多いので、鹿の谷と名付けられたとか。本当かどうかは不明です。日帰り入浴料は500円。宿泊も素泊まりなら可能です。ただ、ご主人のおばあちゃんは90歳近く、耳が遠いので、電話でのやりとりができないかもしれません。FAXなら意思疎通しやすいそうです。また、ゴミは持ち帰ることがマナーとなっています。

▼建物の外観
Horoka Onsen

浴場は混浴浴場と女性専用浴場の2つあり、混浴浴場には露天風呂が1つ、内湯が3つ、打たせ湯が1つで、女性専用浴場には内湯が1つあります。私は混浴浴場で入浴しました。浴室はそれほど大きくはなく、湯治場の雰囲気を残した歴史を感じる造りで、多少仄暗いですが、窓が大きいので、太陽の光も降り注ぎます。洗い場は通路も兼ねていて、スノコが敷かれている部分が洗い場です。冷たい水が出るカランのみで、シャワーはありません。手桶でお湯を汲み、掛け湯してから入浴しましょう。

▼浴室の様子
Horoka Onsen
▼浴室の様子(出典:Wikipedia HP
Horoka Onsen
▼浴室の様子
Horoka Onsen
▼左側が洗い場
Horoka Onsen

浴室の壁側にはナトリューム泉・鉄泉・カルシューム泉に分かれた内湯が3つあり、8人くらいが入浴できそうな大きさです。温泉成分が濃いようで、浴槽や床に温泉成分が析出しています。私が訪れた日は、鉄泉の浴槽がちょうど掃除中でした。ナトリューム泉の浴槽はナトリウム-塩化物泉で、無色、透明、弱酸味、無臭。カルシューム泉の浴槽はカルシウム-硫酸塩泉で、無色、透明、弱塩辛い味、無臭です。その他、打たせ湯のような温泉がありましたが、熱すぎて足すらも入れられませんでした。。。

▼浴場
上士幌 幌加温泉 鹿の谷温泉旅館
▼手前からナトリューム泉、鉄泉、カルシューム泉、打たせ湯
上士幌 幌加温泉 鹿の谷温泉旅館
▼カルシューム泉からの眺め
Horoka Onsen
▼打たせ湯から排出されるお湯
Horoka Onsen
▼カルシューム泉
Horoka Onsen
▼鉄泉の温泉湧出
Horoka Onsen
▼ナトリューム泉の浴槽に析出した温泉成分
上士幌 幌加温泉 鹿の谷温泉旅館

露天風呂は石と砂利でできた通路を約10mほど進むとあります。露天風呂は岩風呂になっていて、6人くらいが入浴できそうな大きさです。お湯は硫黄泉で、淡い黄緑色、透明、弱塩辛い味、弱硫黄臭。夏は熱すぎるので加水されるそうです。崖の上にある露天風呂は四方を山に囲まれていて、開放感が半端ありません。ちょうど紅葉の時期で、眺めにも風情があります。夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色を楽しみながら入浴でき、夜は星空も綺麗なんだそうです。ただ、夏場はアブやブヨに注意してください。

▼露天風呂
上士幌 幌加温泉 鹿の谷温泉旅館

静岡から来られた夫婦と平塚から来られたライダーさん、そして、地元の方と一緒に入浴しました。一応男女の区切りに石が置かれていますが、無いに等しいので、皆さんとの北海道談義に花が咲きました。特に平塚のライダーさんとは湯あたりするまで話を聞かせて頂きました。ここの温泉のファンで、よく来られているそうです。お付き合いさせて、スイマセンでした!

▼平塚のライダーさん、ありがとうございました!
上士幌 幌加温泉 鹿の谷温泉旅館
▼露天風呂から眺める紅葉
上士幌 幌加温泉 鹿の谷温泉旅館
▼淡い黄緑色
上士幌 幌加温泉 鹿の谷温泉旅館
▼露天風呂の様子(出典:Wikipedia HP
Horoka Onsen

脱衣所にはトイレがないので、事前に廊下にあるトイレで用を済ませた方が良いでしょう。シャンプーやボディソープも備え付けられていませんので、持参しましょう。あと、水着やバスタオル巻きはNGで、湯浴み着を着て入浴してもOKらしいです。

▼脱衣所
上士幌 幌加温泉 鹿の谷温泉旅館

私が入浴した鹿の谷温泉旅館の雰囲気を動画で確認できます。

▼鹿の谷温泉旅館の様子

泉質 (1)ナトリウム-塩化物泉
(2)含鉄泉
(3)カルシウム-硫酸塩泉
(4)硫黄泉
源泉の泉温 70℃
ph -
適応症 胃病、とこずれ、すりきず、うちみ、やけど、高血圧、皮膚病、神経痛、病症の後遺症の養生、慢性気管支炎
禁忌症 高血圧
飲用による適応症 不明
飲用による禁忌症 慢性腎臓炎
設備 男女混浴露天風呂(1)、男女混浴内湯(4)、女性専用内湯(1)。
日帰り入浴料金 大人:500円。子供:250円。
営業時間 09:00~20:00
休日 不定休
駐車場 4台有
電話番号 01564-4-2163
ホームページ
マップコード 679 750 886*21

宿泊施設リスト

幌加温泉周辺の宿泊施設は以下を参考にしてください。

鹿の谷温泉旅館(Kanoya Onsen Ryokan) Fax: 01564-4-2163
元祖 湯元館(Ganso Yumotokan)
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じゃらん
楽天
糠平温泉ホテル(Nukabira Onsen Hotel)
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糠平館観光ホテル(Nukabirakan Kanko Hotel)
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中村屋(Nakamuraya)
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じゃらん
楽天
山湖荘(Sankoso)
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東大雪ぬかびら ユースホステル(Higashitaisetsu Nukabira Youth Hostel)
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ペンション 森のふくろう(Onsen Pension Mori-no-Fukuro)
プライマルステージ(Primalstage)

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大雪山国立公園

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