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日本で一番最初に見られる北海道の紅葉

2017/11/5

北海道の紅葉

北海道の紅葉は日本で一番早いと言われ、標高の高い大雪山から見頃が始まり、徐々に標高の低い平地に降りてきます。大雪山の旭岳や黒岳では9月中旬に見頃を迎え、順次各地で紅葉の見頃になり、11月上旬には紅葉から落葉に変わります。北海道の紅葉の見どころは広大な大自然や渓谷が紅葉や黄葉する圧倒型と、箱庭のような狭い空間が紅葉や黄葉とフィットする侘び寂び型に分けられると思います。紅葉の名所と言われる場所以外に、普通の山野でも綺麗な紅葉があちこちにあります。

▼白糠の紅葉
北海道の紅葉
▼芽室の紅葉
北海道の紅葉

道南の紅葉

函館近郊では北海道で最も遅い11月上旬まで紅葉が楽しめます。有名な紅葉の名所としては、大沼国定公園・香雪園・恵山・大三坂・五稜郭公園・笹流ダム・雲石峠等が知られています。私は大沼の紅葉だけ見たことがありますが、素晴らしかったです。

▼影になる湖面が鏡面に
七飯の紅葉の大沼

大沼の紅葉

大沼国定公園の中で最も大きい沼である大沼は、北海道有数の紅葉の名所と知られ、駒ヶ岳と大沼に浮かぶ紅葉した島々の組み合わせが素晴らしいです。公園広場を中心に、大きく4つの散策路(大島の路・森の小径・島巡りの路・夕日の道)があり、私は大島の路と森の小径を歩きました。ちなみに散策路内は自転車での通行が禁止されています。紅葉の見頃は10月下旬~11月中旬。入場無料。駐車場は有料です。記事はこちら

▼湖月橋
七飯の紅葉の大沼

大沼の紅葉の雰囲気を動画で確認できます。

▼大沼の紅葉の様子

道央の紅葉

道央は北海道の中でも広い地域で、高い山から平地までと様々なシチュエーションが楽しめます。紅葉の時期も地域差があるので、9月下旬~10月下旬と比較的幅広いです。有名な紅葉の名所としては、定山渓・豊平峡・札幌国際スキー場・北海道大学イチョウ並木・大通公園・円山公園・平岡樹芸センター・朝里ダム・野幌森林公園・支笏湖・三階滝公園・洞爺湖・登別温泉地獄谷・ニセコパノラマライン・神仙沼・桂沢湖・青い池・滝の上公園・白扇の滝・五色渓谷等が知られています。私が訪れたのは、定山渓・豊平峡・北海道大学イチョウ並木・大通公園・平岡樹芸センター・登別温泉地獄谷・神仙沼・滝の上公園です。紅葉と黄葉がそれぞれの状況と相まって美しいですよ。

▼素晴らしい!
札幌の北海道大学イチョウ並木の黄葉

定山渓の紅葉

定山渓は温泉地として有名ですが、紅葉の名所としても知られています。定山渓温泉の中心を流れる豊平川に沿って木々が紅葉し、二見公園・二見吊橋・月見橋・定山渓大橋・錦橋・白糸の滝が紅葉の鑑賞地として有名です。温泉街からちょっと離れますが、札幌国際スキー場・定山渓ダム下流園地・さっぽろ湖・豊平峡も紅葉の名所として評判が高いです。紅葉の見頃は9月下旬~10月下旬。場所により見頃も少しずつ異なります。記事はこちら

▼二見吊橋と紅葉
札幌の定山渓の紅葉

豊平峡の紅葉

定山渓は温泉地として有名ですが、紅葉の名所としても知られています。定山渓温泉の中心を流れる豊平川に沿って木々が紅葉し、二見公園・二見吊橋・月見橋・定山渓大橋・錦橋・白糸の滝が紅葉の鑑賞地として有名です。温泉街からちょっと離れますが、札幌国際スキー場・定山渓ダム下流園地・さっぽろ湖・豊平峡も紅葉の名所として評判が高いです。紅葉の見頃は9月下旬~10月下旬。場所により見頃も少しずつ異なります。記事はこちら

▼岩場の紅葉が見事
札幌の豊平峡ダムと定山湖

さっぽろ湖の紅葉

定山渓ダムは札幌の南西に位置する定山渓にある高さ117.5mの重力式コンクリートダム。定山渓温泉から比較的近いです。1989年に完成し、人造湖としてさっぽろ湖が生まれました。飲料水と電力の確保のために建設されています。湖ではカヌーが楽しめる他、夏にはニジマス・アメマス・イトウなんかも釣れ、冬にはワカサギ釣りが楽しめるそうです。記事はこちら

▼小天狗岳と紅葉
札幌の定山渓ダムとさっぽろ湖の紅葉

大通公園の紅葉

大通公園は、紅葉の名所としても有名です。桜・ケヤキ・ライラック・イチョウ・カエデなど92種4700本近い樹々が植えられています。観光客だけでなく、札幌市民も写真が撮りたくなる場所で、多くの人々がカメラを手に多彩な紅葉や黄葉を楽しむことができますよ。見頃は10月上旬~10月中旬。記事はこちら

▼テレビ塔と紅葉
札幌の大通公園の紅葉

北海道大学イチョウ並木

北海道大学イチョウ並木は札幌駅近くにある黄葉の名所。地下鉄南北線「北12条駅」から徒歩1分ほどの場所にあります。北海道大学は通称北大と呼ばれ、全国的な人気のある大学です。北13条門から北大を南北を貫く道路まで、約350mの並木道に70本のイチョウが植えられています。イチョウが植樹されたのは1939年。イチョウの前は、桜や楓が植えられていたとか。黄葉の見頃は10月下旬から11月上旬。普段も観光客が多い北海道大学ですが、この時期は特に多いです。入場無料。記事はこちら

▼イチョウ並木
札幌の北海道大学イチョウ並木の黄葉

平岡樹芸センターの紅葉

平岡樹芸センターは、1984年に開園した植物公園。通称みどりーむと呼ばれ、竹澤三次郎さんから土地と樹木を寄贈されて作られました。約3haの敷地内には約3000本のイチイ、700~800本のヤマモミジ・ノムラモミジ・シダレモミジなどモミジ8種を初め、約100種類・1万本以上の樹木が植えられています。桜と紅葉の名所としても知られ、5月上旬~中旬の桜の季節と10月中旬~11月上旬の紅葉の季節には多くの観光客とカメラマンが訪れます。8月上旬には七夕祭も開催されます。入場無料。駐車場も無料です。記事はこちら

▼紅葉並木
札幌の平岡樹芸センター

滝の上公園の紅葉

滝の上公園は、札幌の南東部に位置する夕張にある公園。紅葉の名所として知られています。夕張川の侵食でできた渓谷と紅葉の組み合わせが美しいことで有名で、特に千鳥ヶ滝と竜仙峡と紅葉は色々な媒体で見かけるビュースポットです。紅葉の見頃は、10月上旬~中旬。また、10月中旬の土日には紅葉まつりが開催されます。公園の入口近くには、滝の上発電所・駐車場・トイレ・売店があります。入場無料。駐車場も無料。記事はこちら

▼紅葉と千鳥ヶ滝
夕張の滝の上公園

地獄谷の紅葉

北海道でも有数の規模を誇る登別温泉ですが、紅葉の名所としても有名です。登別温泉の代名詞とも言える地獄谷を初めとして、大湯沼と日和山、大湯沼川足湯、地獄谷遊歩道・大湯沼遊歩道・大湯沼第2遊歩道・大湯沼川探勝歩道・船見山遊歩道・船見山第2遊歩道の計6本の遊歩道が紅葉に彩られます。硫黄の香りと紅葉の組み合わせが楽しめるビュースポットです。紅葉の見頃は10月中旬~10月下旬。入場無料。駐車場は有料。※駐車料金を支払うと、地獄谷の駐車場と大湯沼の駐車場の両方に駐車可能です。記事はこちら

▼鉄泉池に続く木道と紅葉
登別の地獄谷

地獄谷の紅葉の雰囲気を動画で確認できます。

▼地獄谷の紅葉の様子

神仙沼の紅葉

神仙沼湿原と神仙沼の紅葉は北海道の中で紅葉が最も美しいといわれるスポットの一つです。様々な色に染まった葉が綺麗で、その様子を見るために多くの観光客が訪れます。もし、感動が欲しいなら伺ってみてください。絵画のような紅葉が楽しめるでしょう。見頃はだいたい9月下旬から10月上旬です。記事はこちら

▼綺麗な紅葉
ニセコの神仙沼湿原と神仙沼

紅葉に染まる神仙沼の雰囲気を動画で確認できます。

▼神仙沼の様子

道北の紅葉

北海道北部の紅葉の名所は上川に集中しています。大雪山は日本で最も早く紅葉が訪れると言われ、9月中旬頃から色づき始めます。大雪高原温泉は日本で最も紅葉が美しいとも言われ、層雲峡近辺は紅葉スポットが多いです。有名な紅葉の名所としては、層雲峡・大雪高原温泉・銀泉台・流星の滝と銀河の滝・旭岳・神居古潭・朱鞠内湖・音威子府渓谷などが知られています。私は、層雲峡・大雪高原温泉・銀泉台・流星の滝と銀河の滝・旭岳・神居古潭に訪れましたが、大雪山の紅葉はスケールが半端ないです。

▼高原沼の景色
上川の大雪高原温泉沼巡りの紅葉

層雲峡の紅葉

層雲峡は旭川の南東方向に位置する上川の層雲峡温泉にあり、紅葉の名所として有名です。層雲峡一帯が紅葉に包まれ、特に黒岳から見下ろす景色が美しいの一言。層雲峡温泉の温泉街から黒岳に向けてロープウェイやリフトが設置され、5合目まで登山することなく到達できるのも魅力的ですね。高い位置から眺める山々の光景は絶景と呼ぶに相応しい景色です。紅葉の見頃を迎えるのが9月中旬。神々が遊ぶ庭と呼ばれる大雪山の絶景を見ることが出来るでしょう。ちなみに、この黒岳は冬にはスキー場に変身します。また、冬に行われる層雲峡氷瀑まつりも有名です。入場料はかかりませんが、ロープウェイを使う場合はロープウェイの料金がかかります。駐車場は無料。記事はこちら

▼ロープウェーからの眺め
上川 層雲峡

層雲峡の紅葉の雰囲気を動画で確認できます。

▼層雲峡の紅葉の様子

大雪高原温泉沼巡りの紅葉

上川町は旭川の南東方向に位置し、上川町の南部に大雪高原温泉があります。その建物の向かい側にあるのが大雪高原温泉沼巡り登山コースの入り口であるヒグマ情報センター。こちらでヒグマに関するレクチャーを受けた後に出発しなければなりません。なんせ、このあたりは熊の巣と言われるほどのヒグマが多く生息する場所。熊には用心しなければならず、その情報を知っておくことが大事なのです。記事はこちら

▼枯葉が舞っている
上川の大雪高原温泉沼巡りの紅葉

大雪高原温泉沼巡りの雰囲気を動画で確認できます。

▼大雪高原温泉沼巡りの様子

銀泉台の紅葉

上川町は旭川の南東方向に位置し、上川町の南部層雲峡温泉の近くに銀泉台があります。銀泉台は赤岳の登山口です。国道273号線から14kmほどの狭い砂利道を走ると到着しますが、観光バスも走るので運転には細心の注意が必要ですよ(携帯は圏外)。実際、私はトラブルにあった車に遭遇しました。また、紅葉ピーク時には車両規制が行われ、レイクサイドからバスを利用しなければなりません。施設は森林パトロール事務所、トイレ、水場があります。7月に花の見頃を迎え、紅葉の見頃を迎えるのが9月中旬。それらの時期に観光客が多くなります。記事はこちら

▼油絵のような世界
上川の銀泉台の紅葉

銀泉台の紅葉の雰囲気を動画で確認できます。

▼銀泉台の紅葉の様子

流星の滝と銀河の滝の紅葉

流星の滝と銀河の滝は上川の層雲峡にあり、石狩川に沿って連なる柱状節理の山々から流れる落ちる有名な滝です。この界隈では最も美しい滝と言われています。流星の滝は落差90mあり、荒々しく一直線に水が流れるので男滝と呼ばれ、落差120mある銀河の滝は繊細に水が流れるので、女滝と呼ばれているそうです。入場無料。駐車場も無料。記事はこちら

▼紅葉
層雲峡 流星の滝と銀河の滝

流星の滝と銀河の滝の雰囲気を動画で確認できます。

▼流星の滝と銀河の滝の様子

旭岳の紅葉

旭岳は旭川市の南東に位置する東川にある活火山。大雪山連峰の代表的な山で、標高が2,291mあり、大雪山の中でも最高峰を誇ります。年間30万人の観光客が訪れる人気の観光スポットです。旭岳と裾合平に向かう2つの登山コースがあります。入場料はかかりませんが、ロープウェイを使う場合はロープウェイの料金がかかります。ロープウェイ以外に登山も可能。駐車場は有料と無料があり、紅葉の季節には無料の駐車場はすぐ埋まります。記事はこちら

▼紅葉が見える
東川の旭岳の紅葉

神居古潭の紅葉

神居古潭は旭川の外れにある景勝地。石狩川の蛇行と岩の様子が美しい場所です。元々アイヌの聖地として知られ、神の住む場所という意味があります。かつてカムイコタンニッネカムイ(魔神)が住んでいて、ある時アイヌの人々を滅ぼそうとしましたが、サマイクル(守護神)に退治されました。奇岩怪石が多く、船行の難所だったので、魔の里と呼ばれていたそうですよ。神居大橋のかかる様子がなかなかいいです。敷地内には神居大橋、SL、旧神居古潭駅舎、九条武子歌碑があります。神居岩も望めます。入場無料。駐車場も無料です。記事はこちら

▼石狩川と紅葉
旭川の神居古潭

道東の紅葉

道東は北海道の中でも広大で、大自然との紅葉の組み合わせが素晴らしい地域です。有名な紅葉の名所としては、知床峠・三国峠・糠平湖・屈斜路湖・阿寒湖・オンネトー・然別湖・ピョウタンの滝・岩内仙峡・能取湖・サロマ湖・コムケ湖が知られています。私は、三国峠・屈斜路湖・阿寒湖・オンネトー・能取湖・サロマ湖・コムケ湖に行ったことがあります。能取湖・サロマ湖・コムケ湖ではサンゴ草の紅葉が見られ、サンゴ草の大きな群生地があるのは、オホーツク海沿岸の北海道東部だけです。

▼黄葉の樹海
上士幌の三国峠

三国峠の黄葉

三国峠は、帯広の北部に位置する上士幌にある標高1139mの峠。上川と十勝を結ぶ国道273号(糠平国道)が大雪山国立公園を南北に横断し、北海道の国道の中で、最も高い場所に峠があるそうです。周辺には人家が無く、トドマツやエゾマツの樹海が広がり、少し離れてやっと幌加温泉糠平温泉があります。その樹海は秋には黄葉の名所としても有名です。見頃は9月中旬から10月上旬。記事はこちら

▼松見大橋
上士幌の三国峠

オンネトーの紅葉

オンネトーは紅葉の名所としても知られています。雌阿寒岳と阿寒富士の紅葉とオンネトーの組み合わせも素晴らしいですが、湖面に映る紅葉もなかなかの素晴らしさです。オンネトーの定番である展望デッキとオンネトー野営場からの眺めも美しいですが、居合わせた現地の方によると、展望デッキとオンネトー野営場の中間附近にある駐車場から湖岸に下った場所がベストスポットなんだとか。確かに、雌阿寒岳と阿寒富士の雄大な景色がスゴいです。 見頃は9月下旬~10月中旬。記事はこちら

▼オンネトー野営場から見た紅葉
オンネトーの紅葉

阿寒湖の紅葉

阿寒湖畔は紅葉も美しいことで知られています。私は訪れたことはありませんが、特に有名なのが滝口、鶴見橋と太郎湖だそうで、渓流と紅葉の組み合わせが美しいそうです。見頃は10月上旬~中旬。記事はこちら

▼阿寒湖畔展望台から見た阿寒湖畔の紅葉
釧路の阿寒湖

屈斜路湖の紅葉

屈斜路湖は紅葉の名所としても知られています。和琴半島の紅葉が美しい他、道々52号屈斜路摩周湖畔線に沿っての紅葉も素晴らしいそうです。私は見たことがないので、次回伺って見てみたいですね。見頃は10月中旬~下旬。記事はこちら

▼和琴半島の紅葉
弟子屈の屈斜路湖

卯原内のアッケシソウ群生地

能取湖の南側にある卯原内のアッケシソウ群生地。日本で一番大きなアッケシソウ群生地として知られています。一時期は絶滅寸前と言われましたが、現在は復活しました。毎年9月上旬に湖面が真っ赤になります。敷地内には食堂とトイレがあります。見頃は9月上旬~中旬。入場無料。駐車場無料です。記事はこちら

▼木道がある
網走卯原内のアッケシソウ群生地

卯原内アッケシソウ群生地の雰囲気を動画で確認できます。

▼卯原内アッケシソウ群生地の様子

サロマ湖のサンゴ草

サンゴ草は北海道、岡山と香川の一部に自生する希少な植物。高さは30cmほど。北海道では能取湖、サロマ湖、コムケ湖で見ることできます。希少なため採取は出来ませんが、ヨーロッパでは野菜として食べられているそうです。普段は緑色ですが、秋に赤くなります。その群落が赤い絨毯に見えることから人気になりました。見頃は9月中旬~10月上旬。入園料・駐車場ともに無料。駐車場にはトイレがあります。記事はこちら

▼赤と緑の絨毯
サロマ湖 サンゴ草

サロマ湖のサンゴ草の雰囲気を動画で確認できます。

▼サロマ湖のサンゴ草の様子

コムケ湖のサンゴ草

コムケ湖は、網走の北西部に位置する紋別にある汽水湖。周囲22.7 kmで、3つの湖が連なっています。コムケとはアイヌ語で、曲がった沼という意味だそうです。ほとんど観光地化されておらず、あるがままの自然の光景が美しいですよ。サンゴ草(アッケシソウ)の群生地と知られ、9月上旬には湖岸が赤くなります。自然のままのサンゴ草が見られる貴重な場所と言えるでしょう。入園料は無料。記事はこちら

▼サンゴ草
紋別のコムケ湖とサンゴ草

コムケ湖とサンゴ草の雰囲気を動画で確認できます。

▼コムケ湖とサンゴ草の様子

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