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【東川の羽衣の滝】北海道最大の落差を誇る伝説の滝

2019/8/6

羽衣の滝

羽衣の滝は旭川市の南東部にある東川町の名瀑。滝の落差は270mで、北海道最大の落差を誇り、7段に分かれて水が流れ落ちます。1991年に日本の滝百選の1つに選ばれました。以前は夫婦滝と呼ばれていましたが、1918年に著名歌人の大町桂月氏により羽衣の滝と名付けられました。流れ落ちる水しぶきが天女の羽衣を連想させ、羽衣伝説が生まれたのでしょうね。大雪山国立公園の中に位置し、天人峡温泉が羽衣の滝への入口になっています。天人峡温泉は旭川の奥座敷とも言える存在。山深い場所にあるので、車で行ける秘湯とも言えるでしょう。ちなみに、災害によって道路が不通になることもしばしばです。天人峡温泉には天人閣とお宿敷島荘の2軒の温泉宿があり、公共駐車場には天女の足湯が設置されています。夏には登山、秋には紅葉が楽しめます。入場無料。駐車場も無料です。

▼羽衣の滝
東川の羽衣の滝

▼羽衣の滝の様子

▼天女の足湯
東川の羽衣の滝
▼駐車場
東川の羽衣の滝

天人峡に伝わる羽衣伝説はおおよそ以下のような感じです。東川から来た弓人という青年が忠別川を歩いていると、泣いている天女に遭遇。空中を自由に飛行する羽衣を山賊に盗られて天に帰れず、天女は泣いていました。天女を哀れに思った弓人は、山賊から羽衣を奪取することに成功。天女はお礼に羽衣の舞を披露しました。すると水量の乏しかった滝が羽衣のような滝になり、天女は無事に天へ帰っていったそうです。東旭川に由来する東川の地名が登場するのは1900年頃なので、1900年代前半に大町桂月氏が名付けた羽衣の滝を補強する形で伝説が生まれたのでしょうね。天人峡は奇岩が多いので、伝説が生まれてもおかしくない雰囲気があります。

▼羽衣伝説の様子

天人峡温泉

天人峡温泉は旭川市の南東部にある東川町の温泉地。大雪山国立公園の中にあり、層雲峡と同様に柱状節理の渓谷に囲まれています。秋には大雪山系の紅葉が楽しめることで有名です。旭川の奥座敷とも言える存在ですが、山深い場所にあるので、車で行ける秘湯とも言えるでしょう。ちなみに、災害によって道路が不通になることもしばしばです。天人閣とお宿敷島荘の2軒の温泉宿があり、それ以外には天女の足湯と滝見台があります。残念ながら、レストラン・カフェ・お土産屋さん・コンビニといった独立したお店はありません。昔は4軒の建物がありましたが、天人峡パークホテルと天人峡グランドホテルの2軒が廃墟となっているので、少し寂しい雰囲気があります。記事はこちら

▼天人閣
東川の天人峡温泉 天人閣

大雪山国立公園

大雪山国立公園は北海道の中心部に位置する日本最大の国立公園。面積は226,764haです。1934年に国立公園に指定されました。阿寒摩周国立公園と共に北海道最古の国立公園です。大雪山という名前の山は無く、北海道の最高峰の旭岳・黒岳・愛別岳・トムラウシ山と言った標高2000m級の山々がある一帯の総称で、これらは北海道の屋根と言われています。活火山・大規模な柱状節理・樹海・永久凍土など北海道の中でもなかなかお目にかかれない大自然の宝庫です。250種の高山植物が見られる他、ヒグマ・シマフクロウ・オショロコマ・ギンザンマシコなどの生き物も棲息しています。そうそう、正しい表記は「だいせつざん」ですが、地元の人は「たいせつざん」と呼ぶことが多いです。記事はこちら

▼旭岳
東川の旭岳の紅葉

羽衣の滝への散策

天人閣の裏側に羽衣の滝へ向かう遊歩道があります。忠別川を挟んで天人閣の向かい側には、涙岩と見返り岩が見えます。涙岩は悲嘆にくれる天女の涙に由来し、ほろほろと岩肌を流れる地下水が涙のように悲しげに見えるそうです。知床半島のフレペの滝を思い出させます。見返り岩は天女が天に帰る際に振り返った場所とのこと。入口ゲートのすぐ近くには1932年に建立された天人峡神社があります。こことは別にトムラウシ登山道を経由する滝見台があり、羽衣の滝の全景を眺めることが可能。ただ、1時間近くかかるとのことなので、私は断念しました。

▼案内看板
東川の羽衣の滝
▼涙岩
東川の羽衣の滝
▼見返り岩
東川の羽衣の滝
▼天人峡神社
東川の羽衣の滝

入口ゲートから羽衣の滝までは約650m。歩いて15分ほどです。遊歩道は舗装されていないので、雨が降るとぬかるみになるかも。長靴など状況に合わせた靴を履いていくのが良いでしょう。2013年に土砂崩れにより崩落した遊歩道も、約2億円近い工事費用をかけ2018年に復旧。北海道有数の名瀑が再び見られるように嬉しいですね。ただ、同じく名瀑と呼ばれる敷島の滝への遊歩道は不通のままです。ちなみに、入口ゲートは天候や遊歩道の崩落により、閉まることもあるようです。

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▼羽衣の滝入口ゲート
東川の羽衣の滝
▼遊歩道
東川の羽衣の滝
▼綺麗に修復されている
東川の羽衣の滝
▼遊歩道
東川の羽衣の滝
▼羽衣の滝広場に通ずる橋
東川の羽衣の滝
▼忠別川の砂防ダム
東川の羽衣の滝

羽衣の滝から流れ落ちる忠別川支流には羽衣の滝広場に通じる橋が架かり、忠別川支流の左岸には公衆便所も設置されています。羽衣の滝広場は忠別川支流の右岸に造られた広場で、30人くらいが入れる場所。そこと橋から写真を撮る人が多いです。私が訪れた時は新緑の季節だったので、新緑と滝の様子がいい感じでした。柱状節理の岩と緑と水しぶきが画になります。秋には紅葉と滝の組わせも見られ、評判が高いです。そうそう、夏場は蚊も多いので、防虫対策した方が良いかもしれません。

▼公衆トイレ
東川の羽衣の滝
▼橋
東川の羽衣の滝
▼羽衣の滝広場
東川の羽衣の滝
▼羽衣の滝
東川の羽衣の滝
▼羽衣の滝
東川の羽衣の滝
▼羽衣の滝
東川の羽衣の滝

▼羽衣の滝の様子

入場料 無料
駐車場 100台有り
営業時間 24時間
休日
電話番号 0166-82-3761
ホームページ ホームページはこちら
マップコード 796 739 835*57

宿泊施設リスト

天人峡温泉の宿泊施設は以下を参考にしてください。どのような宿泊施設なのか、口コミや写真などで詳しい情報を知ることができます。

天人閣(Tenninkaku)
Booking
しきしま荘(Shikishimaso)

大雪山国立公園のページはこちら

大雪山国立公園

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