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北海道の流氷スポットと流氷クルージング

2013/5/26

流氷スポットと流氷クルージング

1月~3月の期間限定で現れる流氷。日本で唯一楽しめるのがオホーツク海沿岸と太平洋の一部です。紋別から知床半島沿岸にかけて、ビッシリと海が流氷に埋め尽くされる光景は本当に素晴らしい!一度は見ておきたい絶景と言えるでしょう。北海道には「Monbetsu」という町の名前が、紋別・伊達紋別・門別の3つありますが、流氷が楽しめるのはオホーツク海側に面した紋別で、紋別・網走・小清水・斜里・羅臼あたりに流氷が楽しめるスポットが多いです。接岸した流氷も楽しめますが、船上から流氷クルージングも楽しむことができます。最近は温暖化の影響か、流氷自体も少なくなってきたようですが、運が良ければ、流氷の上のアザラシやオオワシといった野生動物を目撃できるでしょう。

▼流氷
網走の流氷とおーろら号クルージング

流氷は冬になると-40度の寒気がシベリアから北海道に向けて吹付け、アムール川で生まれた氷がその風にのってオホーツク海に流れてきます。知床半島が丁度ネットの役割を果たし、網走沖から知床半島まで流氷で覆われます。流氷は全てロシア産だと私は思っていました。しかし、アムルー川の水がオホーツク海に流れ込み、海水と淡水が分離した状態が続き、淡水部分の塩分濃度が低くなります。そのため、オホーツク海でも-1.8度で海水が凍り、オホーツク産の流氷ができるそうです。

▼一面の流氷帯
紋別の流氷とガリンコ号Ⅱ

アムール川で氷結したロシア産の川氷が楽しめるのがオホーツク海で、北海道にはオホーツク海以外にも、十勝川で氷結した日本産の川氷が楽しめる場所があります。それは太平洋に面した豊頃です。ジュエリーアイスと呼ばれる氷が浜辺に打ち上げられ、近頃は人気の観光スポットになっています。氷の状態にも違いがあり、流氷は白っぽく、ジュエリーアイスは透明です。同じ川氷なのにどうして違いが起こるのかはわかりませんでしたが、自然の神秘なのかもしれませんね。

▼ジュエリーアイス
豊頃のジュエリーアイス

ジュエリーアイス

ジュエリーアイスは、帯広市の南東方面に位置する豊頃町の大津海岸で見られる氷。宝石のように美しいことから、英語学校の校長である浦島久氏が名付けました。十勝川の水が氷結し、海に流れ出た川氷が波によって十勝川河口にある大津海岸の砂浜に打ち上げられます。有名写真家の鎌田光彦氏の作品にもジュエリーアイスが登場したことで知られ、波によって磨かれた透明感のある氷が美しく、人気のスポットになりました。ニューヨーク・タイムズにも取り上げられ、世界的にも注目を集めています。この素晴らしい景色が見られるのは冬の寒い時期。1月中旬~3月上旬くらいです。記事はこちら

▼ジュエリーアイスが溜まっている
豊頃のジュエリーアイス

流氷クルージング

流氷クルージングができるのは、網走・紋別・羅臼です。網走と紋別では比較的大きな船でクルージングすることが可能で、羅臼ではクルーザーに乗ることができます。そうそう羅臼の場合は、流氷が羅臼側に来るのを待たなければなりません。おーろら号とガリンコ号Ⅱの違いと言えば、砕氷方法と船の大きさによる揺れでしょうか。まあ、船酔い対策をすればそんなに気にならないでしょう。

▼オーロラ2号
網走の流氷とおーろら号クルージング
▼ガリンコ号Ⅱ
紋別の流氷とガリンコ号Ⅱ

網走の流氷とおーろら号クルージング

日本で定期船の流氷クルージングが楽しめる観光地が2つあります。その一つが網走です。網走は北海道の東北部に位置し、オホーツク海に面した町。1月中旬頃に、網走沖へ流氷が流れ着きます。普通の船は、流氷に衝突すると壊れてしまいますが、その流氷帯を船の重さを使って粉砕することができる流氷観光砕氷船おーろら号とおーろらⅡ号が就航。1月中旬~4月上旬にかけて、流氷を目当てにした多くの観光客が訪れます。クルージングは1日2~5便あり、クルージング時間は60分。道の駅「流氷街道網走」で乗船することができます。記事はこちら

▼凍てつく世界
網走の流氷とおーろら号クルージング

紋別の流氷とガリンコ号Ⅱクルージング

日本で定期船の流氷クルージングが楽しめる観光地が2つあります。その一つが紋別です。紋別は北海道の東北部に位置し、オホーツク海に面した町。1月中旬頃、紋別沖に流氷が流れ着きます。普通の船は、流氷に衝突すると壊れてしまいますが、その流氷帯を粉砕することができる流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱが就航。1月上旬~3月下旬にかけて、流氷を目当てにした多くの観光客が訪れます。ガリンコ号Ⅱは1日5~7便あり、クルージング時間は60分。海洋交流館で乗船することができます。記事はこちら

▼見渡す限りの流氷
紋別の流氷とガリンコ号Ⅱ

羅臼の流氷とクルージング

知床半島では港が流氷で覆われにくい羅臼側から、いくつかのアクティビティ会社が流氷クルージングを受け付けています。流氷とオジロワシ・オオワシ・アザラシなどを撮影できるので、カメラマン人気が高いです。船はクルーザーが多いので、近くで観察でき、迫力があるかもしれませんね。

羅臼の流氷クルージングの雰囲気を動画で確認できます。

▼羅臼の流氷クルージングの様子

流氷ビューポイント

オホーツク沿岸にはいくつか流氷のビューポイントがあります。私が訪れたのは以下の流氷ビューポイントです。

プユニ岬の流氷

プユニ岬は知床半島の斜里町にあるオホーツク海につき出した岬。プユニとはアイヌ語で「穴のあるところ」を意味します。プユニ岬の先端部分には道路がないので、訪れることはできませんが、先端から約700m離れた場所にプユニ岬展望台があります。明確にプユニ岬展望台という場所はなく、知床国道(国道334号)沿いにある標高約95mの見晴橋あたりがプユニ岬展望台と呼ばれています。ここからウトロ港やオホーツク海が一望でき、オロンコ岩やゴジラ岩もスッポリ画面に収まるビュースポットです。夕陽の名所として知られ、訪れる人がたくさんいます。流氷が一面に広がる冬の景色も壮観です。駐車場は無く、道路往来が激しく、カーブで見通しが悪いので、路駐は危ないかもしれません。使われていない橋があるので、そこに車を停めると良さそうです。入場無料。記事はこちら

▼冬のプユニ岬
冬のプユニ岬

チャシコツ崎の流氷

チャシコツ崎はウトロの近くにある岬。かつてアイヌの人々の砦が築かれていました。ウトロに向かう途中にあるガメラのような岩が目印。高さは約50mです。ガメラが流氷に覆われる様子はなかなか見応えがあります。施設は何もありません。入場無料。駐車場も無料です。

▼冬のチャシコツ崎
斜里の弁天崎
▼冬のチャシコツ崎
斜里の弁天崎

私が見た冬のチャシコツ崎の雰囲気を動画で確認できます。

▼冬のチャシコツ崎の様子

オシンコシンの滝の流氷

オシンコシンの滝は知床にある名瀑。ウトロの近くです。冬にはオシンコシンの滝も凍りつきます。オシンコシンの滝の近くの海岸に流氷が着岸し、その光景も素晴らしいです。駐車場もあるので、ツアー観光客の撮影スポットになっています。冬の間、施設は休業。入場無料。駐車場も無料です。

▼冬のオシンコシンの滝
斜里のオシンコシンの滝
▼オシンコシンの滝の近くの流氷
斜里のオシンコシンの滝 流氷
▼オシンコシンの滝の近くの流氷
斜里のオシンコシンの滝 流氷
▼オシンコシンの滝の近くの流氷
斜里のオシンコシンの滝 流氷
▼海外の観光客が流氷を撮影している
斜里のオシンコシンの滝 流氷

私が見た冬のオシンコシンの滝の雰囲気を動画で確認できます。

▼冬のオシンコシンの滝の様子

流氷展望ひろばの流氷

斜里町日の出地区にあるレストハウス知布泊が、2月上旬~3月中旬の間だけ、流氷展望ひろばとして開放されます。眼下には知布泊漁港があり、流氷と港の組み合わせが楽しめます。レストハウス知布泊がある以外に施設は何もありません。入場無料。駐車場も無料です。

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▼知布泊漁港
斜里の流氷展望ひろば
▼冬の流氷展望台からの眺め
斜里の流氷展望ひろば
▼オジロワシが狩りをしている
斜里の流氷展望ひろば

私が見た冬の流氷展望ひろばの雰囲気を動画で確認できます。

▼冬の流氷展望ひろばの様子

以久科原生花園の流氷

以久科原生花園は知床半島の付け根に位置する斜里町にある原生花園。オホーツク海に面し、斜里駅からは約4km離れています。周りには特に何もありません。以久科とはアイヌ語で「そこを突き抜ける川」という意味です。近くに幾品川が流れているので、そのこと指しているのかもしれませんね。少し変わった原生花園で、オホーツク海に沿って海側と緑地帯側に分かれています。夏は花と雄大な知床連山の景色が楽しめ、冬は海を埋め尽くす流氷が眺められます。有名ではないので、訪れる人はほとんどいません。観光の穴場スポットと言えるでしょう。入場無料。駐車場も無料です。トイレや売店といった施設はありません。記事はこちら

▼冬の以久科原生花園沿岸の流氷
斜里の以久科原生花園

北浜駅の流氷

北浜駅は網走市の南東部に位置する釧網線の無人駅。濤沸湖・小清水原生花園・藻琴湖が比較的近いです。オホーツク海に日本で一番近い駅として知られ、海岸までは約20mしかありません。海までは約50mです。冬には海が流氷に覆われるので、プラットホームから流氷が見える日本で唯一の駅として人気があります。駅舎には待合室と喫茶「停車場」があるだけの小さな駅ですが、網走番外地・みにくいアヒルの子・狙った恋の落とし方。などの映画やドラマのロケ地として使用されていて、海外の観光客も訪れる観光地となっています。入場無料。駐車場も無料です。記事はこちら

▼流氷と電車
網走の北浜駅

鱒浦ビューポイントパーキングの流氷

網走の鱒浦漁港近くにある駐車場。鱒浦ビューポイントパーキングとして景色が素敵なところで、冬には流氷が押し寄せ、赤い灯台と流氷の組み合わせがなかなか素敵です。晴れれば、知床半島の山々も見渡すことができます。施設は何もありません。入場無料。駐車場も無料です。

▼流氷に囲まれる鱒浦漁港
網走の鮒浦ビューポイントパーキング
▼鱒浦ビューポイントパーキングから見た流氷
網走の鮒浦ビューポイントパーキング

私が見た冬の鱒浦ビューポイントパーキングの流氷の雰囲気を動画で確認できます。

▼冬の鱒浦ビューポイントパーキングから見た流氷の様子

能取岬の流氷

能取岬は網走市の北西部にある岬。美岬牧場と隣接し、能取湖の近くです。40~50mの断崖絶壁の上に高さ21mの能取岬灯台が建ち、航海の安全を守っています。景色が良い場所として知られ、夏には青い空・緑の牧草・青い海が美しい場所。冬には大量の流氷が押し寄せ、流氷を楽しめるスポットです。そうそう能取岬に到る道路も海に続くように見え、フォトスポットになっています。敷地内には駐車場と公衆トイレがあります。入場無料。駐車場も無料です。公衆トイレは冬季閉鎖されます。記事はこちら

▼流氷が広がる
網走の能取岬冬

オムサロ原生花園流氷岬の流氷

オムサロ原生花園は旭川市の北東部に位置する紋別市の原生花園。オホーツク海とオホーツクライン(国道238号)に挟まれ、海岸に沿って1km近いハマナス群落が広がることで知られます。海岸には流氷岬があり、冬に流氷を眺められるスポットです。また、このあたりの海岸は鮭釣りのスポットとしても人気があります。敷地内にはオムサロ・ネイチャー・ビューセンターが建ち、展望室・休憩スペース・売店・トイレがあります。入園無料。駐車場も無料です。記事はこちら

▼冬の流氷岬
オムサロ湿原 流氷岬

その他の流氷スポット

私が訪れた場所以外の流氷スポットで、雄武の日の出岬(ラ・ルーナ)・紋別のオホーツクタワーとオホーツクスカイタワー・湧別の龍宮台展望台(アイスブーム)・網走の天都山展望台・小清水のフレトイ展望台・斜里のフレペの滝・羅臼の羅臼国後展望塔・別海の野付半島などが有名です。

▼日の出岬の流氷の様子

▼龍宮台展望台の流氷の様子

▼フレペの滝の流氷の様子

▼野付半島の流氷の様子

アクティビティリスト

流氷のアクティビティと言えば、流氷クルーズが最もポピュラーです。その他に、流氷ウォークが知床観光の目玉になっています。流氷が浮かぶ厳寒のオホーツク海を専用のドライスーツに身を包み、身をもって流氷と戯れることができるアクティビティ。海水温0度という環境で、非日常の世界を楽しめます。いくつかのアクティビティ会社で流氷クルーズと流氷ウォークを実施中です。どのようなアクティビティなのか、口コミや写真などで詳しい情報を知るために、以下を参考にしてください。また、流氷ヘリコプタークルージングを実施していたり、臨時観光列車の流氷物語号が網走と知床斜里の間で運行します。

流氷クルーズ

▼流氷クルーズの様子

おーろら号(Aurorago)
ASOVIEW
そとあそび
流氷砕氷船 ガリンコ号Ⅱ(Drift Ice Breaker Garinkogo2)
ASOVIEW
そとあそび
知床らうすリンクル(Shiretoko Rausu Lincle)
観光船はまなす(Hamanasu)
そとあそび
丸は宝来水産ゴジラ岩観光(Maruha Hourai Suisan Godzilla-iwa Tourism)
ASOVIEW
そとあそび
知床ネイチャークルーズ(Shiretoko Nature Cruise)

流氷ウォーク

▼流氷ウォークの様子

知床ネイチャーオフィス(Shiretoko Nature Office)
そとあそび
ゴジラ岩観光(Godzilla-iwa Tourism)
そとあそび
知床ナチュラリスト協会(Shiretoko Naturalist Association)
ASOVIEW
じゃらん

流氷ヘリコプタークルージング

▼流氷ヘリコプタークルージングの様子

日本ヘリシス(Helisys Japan)
ASOVIEW
そとあそび

流氷物語号

▼流氷物語号の様子

JR北海道(JR Hokkaido)
ASOVIEW
じゃらん
そとあそび

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