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何度も訪れたい北海道北部の美しい自然 -利尻・礼文・幌延・豊富にまたがる利尻礼文サロベツ国立公園-

2013/4/22

利尻礼文サロベツ国立公園は利尻地区、礼文地区、海浜砂丘地区、サロベツ地区の4つの地区からなる国立公園。2つの島と湿原から成り立ち、24,166haという広大な面積を誇ります。有名な観光地が少ない北海道の北部の中で唯一の著名的な自然景勝地と言えるでしょう。海・山・花・湿地と美しい自然が満載です。

1ページ目に利尻島について紹介。2ページ目では礼文島について、3ページ目ではサロベツ原野について紹介しています。

利尻島

利尻島は周囲60kmの円形の島。利尻島の中央に利尻を代表する利尻富士があります。利尻の観光は利尻冨士への登山と島内の周遊がメインです。島内はフェリーポートがある鴛泊地区、沓形地区、仙法志地区、鬼脇地区の4つに大きく分けることができます。

▼鴛泊港から見た利尻富士
利尻島

鴛泊地区にはペシ岬展望台・夕日ヶ丘展望台・富士野園地・甘露泉水・姫沼が有名な観光地で、利尻富士への登山口やミシュランガイド北海道版でビブグルマンを獲得したウニ丼やラーメンで有名な磯焼亭もあります。沓形地区には、沓形岬公園・見返台園地と利尻富士への登山口やミシュランガイド北海道版でビブグルマンを獲得したラーメン店の味楽が有名。仙法志地区にはアザラシで有名な仙法志御崎公園があり、鬼鹿地区には南浜湿原、オタトマリ沼、沼浦展望台(白い恋人の丘)があります。

▼鴛泊フェリーターミナル
利尻島
▼鴛泊フェリーターミナル
利尻島

島内を巡る手段として、宗谷バスが運行する観光バスや路線バス、レンタカー、レンタルスクーター・レンタル自転車が考えられます。私はレンタルスクーターで周遊しましたが、かなり快適でした。ちなみに路線バスは手を挙げると乗車するこができ、停留所の無い場所でも降りることができます。また、利尻島の宿リストはこちらです。

▼利尻島一周

自然・観光名所

利尻富士を中心に海岸線沿いに湿原、花園、ビュースポットが点在しています。朝日や夕日の名所も多いです。利尻富士と礼文島を眺められる場所は人気があります。

利尻岳

利尻島の中央にそびえる山。別名「利尻富士」。島の西側の沓形から登るルート、島の北側の鴛泊から登るルートと島の南側登る鬼脇ルートの3つの登山方法があります。頂上は1719mの北峰と1721mの南峰の2つ。但し、南峰は崩落の危険があり、鬼脇ルートから7合目以降は立ち入りが禁止されました。そのため、沓形ルートと鴛泊ルートから北峰を目指すのが一般的です。

▼見返台園地の展望台
利尻島の見返台園地

鴛泊ルートは登山者が最も多く、登山ルートが整備されているので初心者でも登りやすいのが特徴。登頂まで約6時間が目安です。沓形ルートの場合は5合目までは車で行ける分、登頂距離は短くて済みますが、急斜面で難易度が上がります。鎖・ロープに沿って登る背負子投げの難所や落石の危険がある親不知子不知など難所があり、登山経験豊富な方でないと登頂は難しいかもしれません。約5時間が目安です。

▼甘露泉水。3合目近くにある
利尻島の甘露泉水

利尻山でしか見ることができない花々が山の上部に咲きます。リシリヒナゲシ、ボタンキンバイは島の固有種として7月上旬~7月中旬に開花。この時期に登頂すると山頂近くにあるお花畑が楽しめます。なお、登山中はトイレがないので、携帯トイレを持参してください。

▼リシリアザミ
利尻島の南浜湿原

▼鴛泊コース

▼沓形コース

甘露泉水

甘露泉水は利尻島北部の利尻富士登山道の3合目(標高290m)にある名水です。水温が5.5度ととても冷たく美味しい軟水で、誰もが甘く感じるので甘露泉水と名付けられました。日本名水百選にも選ばれています。鴛泊コース登山口の利尻北麓野営場からだいたい500m歩くと到着。その間の道路は木道で、とても歩きやすいです。水飲み場という設備は無く、小川が流れているという感じ。その湧出口の水が飲めそうです。私が訪れた時はガラスのコップが備え付けてありました。利尻富士登山の最後の水場なので、登山者にも嬉しい水ですね。記事はこちら

▼とても美味しい軟水。コップまである
利尻島の甘露泉水

甘露泉水の雰囲気を動画で確認できます。

▼甘露泉水の様子

ペシ岬

ペシ岬は利尻島の北部に位置する鴛泊港のすぐ横にあります。ペシとはアイヌ語で崖を意味するとか。標高は93メートル。入口から10分程で登れますがなかなか急峻な登山道を登らねばなりません。頂上に到達すると夕陽が綺麗なことで有名なペシ岬展望台があります。夕日ヶ丘展望台や富士野園地、利尻富士を望められる他、鴛泊港に行き来するフェリーを眺めることもできるんです。トイレや売店などの施設はありませんが、入口附近に会津藩士のお墓があります。入場無料。記事はこちら

▼夕陽を待つ人
利尻島のペシ岬

ペシ岬の雰囲気を動画で確認できます。

▼ペシ岬の様子

夕日ヶ丘展望台

夕日ヶ丘展望台は利尻島の北部にあり、フェリーターミナルからも比較的近いです。標高は50mくらい。ペシ岬の半分くらいです。その名の通り、夕陽が美しく見えることから名付けられました。頂上までは約7分ほどで登ることができ、左手側にポンモシリ島、富士野園地、礼文島が見え、右手側にはペシ岬を望むことができます。トイレや売店などの施設はありませんが、人気の観光スポットです。入場料と駐車場は無料です。記事はこちら

▼ペシ岬が見える
利尻島の夕日ヶ丘展望台

夕日ヶ丘展望台の雰囲気を動画で確認できます。

▼夕日ヶ丘展望台の様子

富士野園地

富士野園地は利尻島の北部にある展望地。夕日ヶ丘展望台の隣にあります。陸には草原が広がり、6月~7月にはエゾカンゾウが咲き乱れ、美しい景色が見られるそう。海では、アイヌ語で小さな島を意味するポンモシリ島、礼文島、夕日ヶ丘展望台を望むことができます。花が咲いていないと見どころは少なさそうなので、花が咲く季節に訪れたいですね。駐車場にトイレがあります。入場料と駐車場は無料です。記事はこちら

▼ポンモシリ島
利尻島の富士野園地

富士野園地の雰囲気を動画で確認できます。

▼富士野園地の様子

姫沼と姫沼展望台

姫沼は利尻島北部にあります。姫沼周辺を姫沼園地と呼び、観光できるように整備されました。姫沼に行く途中に姫沼展望台があります。記事はこちら

▼姫沼
利尻島の姫沼と姫沼展望台

姫沼の雰囲気を動画で確認できます。

▼姫沼の様子

野塚展望台

野塚展望台は利尻島の北部にあります。ペシ岬と利尻富士を展望することが可能。敷地内にはあずま屋とラナルド・マクドナルドの記念碑があります。ラナルド・マクドナルドとは1800年代に生きたアメリカ人で、日本人に初めて英語を教えた人間とのこと。鎖国中の日本にあえて上陸を試みた場所として記念碑が建てられました。彼が英語を教えた人々がペリー提督と交渉を行ったようです。道路を挟んで反対側には、駐車場とトイレがあります。記事はこちら

▼野塚展望台
利尻島の野塚展望台

野塚展望台の雰囲気を動画で確認できます。

▼野塚展望台の様子

見返台園地展望台

見返台園地は利尻島の西部にある見晴らし台。利尻富士の登山口でもあり、利尻富士の5合目、標高約450mの場所に位置します。この場所はトドマツやダケカンバの上限、ハイマツの下限で、木々の植生の変化を見ることができる場所だそうです。植生だけではなく、景色もキレイ。利尻富士を近くで仰ぎ見ることができるほか、沓形港や礼文島まで眺めること可能。入場料と駐車場は無料です。記事はこちら

▼見返台園地の展望台
利尻島の見返台園地

見返台園地の雰囲気を動画で確認できます。

▼見返台園地の様子

仙法志御崎公園

仙法志御崎公園は利尻島の最南部にあり、変わった形の岩がゴロゴロしている場所です。何より有名なのはゴマフアザラシがいること。囲いの中でゆうゆうと泳いでいます。このゴマフアザラシは稚内市ノシャップ寒流水族館から借りてきたり、近海で保護されたものだったりするそうで、毎年違うとか。時にはいないこともあるそうです。ちなみに、近くの土産物屋さんで餌を販売しているそうで、その餌を目的にしてか、とても愛嬌があります。この場所に土産物屋さんの他には、トイレがあります。入場料と駐車場は無料です。記事はこちら

▼ゴマフアザラシがいる
利尻島の仙法志御崎公園

仙法志御崎公園の雰囲気を動画で確認できます。

▼仙法志御崎公園の様子

オタトマリ沼と沼浦一帯

利尻島の南部にあるオタトマリ沼。その一帯には、沼浦湿原、沼浦海岸、沼浦展望台(白い恋人の丘)、沼浦キャンプ場があります。その中で沼浦海岸が見つけにくい場所。その他の場所は分かりやいので辿り着けるでしょう。沼浦海岸には特にこれといった施設もありません。ただ、綺麗な砂浜が広がっています。この砂浜で利尻島の人は北の短い夏をエンジョイするのでしょうね。ただ、夏とは言え、寒そうだ。記事はこちら

▼利尻富士とオタトマリ沼
利尻島のオタトマリ沼と沼浦一帯

オタトマリ沼と沼浦展望台(白い恋人の丘)の雰囲気を動画で確認できます。

▼オタトマリ沼の様子

▼沼浦展望台(白い恋人の丘)の様子

沓形岬公園

沓形岬公園は利尻島の西部にあり、沓形港と隣り合っています。美しい朝日と夕日が見られることで有名です。敷地は岩場になっていて、展望台、Miniビジターセンター、散策路が作られ、岩だらけの海辺、利尻富士や礼文島を臨むことが可能。散策路の脇に生えているのが高山植物で、雑草と見間違ってしまうほど生い茂っています。規模は小さいながらも、ここだけの景色が見られるでしょう。その他、敷地内には沓形岬灯台と沓形岬公園キャンプ場があり、トイレも設置されています。入場料と駐車場は無料です。記事はこちら

▼展望台からの眺め
利尻島の沓形岬公園

沓形岬公園の雰囲気を動画で確認できます。

▼沓形岬公園の様子

南浜湿原

南浜湿原は利尻南部にある利尻島最大の湿原。と言っても、面積は6haほど。それほど大きい訳ではありません。海のすぐ近くで低地にありながら、「ミズゴケ」が繁茂した高層湿原は、日本でも類を見ないほど珍しい場所とのこと。メヌウショロ沼とその周辺に、2つの木道が整備されています。観光バスが停車できないので、観光客が少ないのがポイント。ゆっくり見て回れるので、密かな人気になっています。記事はこちら

▼メヌウショロ沼の周り
利尻島の南浜湿原

南浜湿原の雰囲気を動画で確認できます。

▼南浜湿原の様子

食べ物

利尻と言えば利尻昆布。この利尻昆布を食べて育つウニや利尻昆布でダシをとったラーメンがミシュランガイド北海道でビブグルマンを獲得しました。海鮮も美味しいです。その他、利尻島にしかないミルピスもファンが多いことで知られています。

ミルピス

ミルピス商店は利尻島沓形にあります。利尻島の西側ですね。利尻と言えば、昆布かミルピスかと言われるほどの有名なジュースです。利尻島でしか販売されていない乳飲料で、プレミアム感が半端ないですね。元々は牧場をやられていたようですが、牧場を廃業したのをキッカケに、1990年にミルピスの発売を開始。こちらのお店も観光名所にもなっているので、平日の10時頃に伺いました。記事はこちら

▼ミルピス
スイーツ -利尻のミルピス商店-

ウニ丼

磯焼亭は利尻島鴛泊のフェリーポートの前にある食堂。ミシュランガイド北海道2012特別版でビブグルマンを獲得したことで有名です。ラーメンが美味しいことで知られていますが、利尻昆布を食べて育つウニが食べたかったので、6月~9月限定の生ウニ丼を食べるために平日の17時頃に伺いました。記事はこちら

▼生うに丼
ウニ丼 -利尻の磯焼亭-

ウニ丼とお店の雰囲気を動画で確認できます。

▼ウニ丼の様子

焼き醤油ラーメン

味楽は利尻にある人気ラーメン店。沓形港の近くにあります。ミシュランガイド北海道2012特別版でビブグルマンを獲得したことで有名。11:30~14:00の短い間しか営業しておらず、営業時間が短いことでも有名です。記事はこちら

▼焼き醤油ラーメン
焼き醤油ラーメン 利尻ラーメン -味楽-

焼き醤油ラーメンとお店の雰囲気を動画で確認できます。

▼焼き醤油ラーメンの様子

温泉

利尻島では利尻富士温泉、民宿、ホテル、北のしーまなどで温泉に入浴できます。その中で利尻富士温泉が湯元。ここからタンクローリーで配送されるそうです。

利尻富士温泉

利尻富士温泉は利尻島にある温泉施設。鴛泊港と甘露泉水の間にあります。1996年に開業しました。町営の温泉施設で、プールも兼ね備え、年間6万人のお客さんが利用するとか。すごいですね。キャンプ場も近いので、コインランドリーなんかも設置されてあります。記事はこちら

▼露天風呂
利尻富士温泉

利尻富士温泉の雰囲気を動画で確認できます。

▼利尻富士温泉の様子

宿泊施設

利尻の宿泊施設は以下を参考にしてください。

北国グランドホテル(Kitaguni Grand Hotel)  
利尻マリンホテル(Rishiri Marine Hotel)
利尻富士観光ホテル(Rishirifuji Kanko Hotel)
ホテル あや瀬(Hotel Ayase)  
田中家ひなげし館(Tanakaya Hinageshikan)
旅館 なり田(Ryokan Narita) 電話:0163-82-1536
旅館 大関(Ryokan Ozeki)      
旅館 夢海(Ryokan Mukai)      
ペンション 群林風(Pension Green Wind)
ペンション ヘラさんの家(Pension Herasan-no-Ie)    
利尻うみねこ ゲストハウス(Rishiri Umineko Guest House)      
利尻山荘 花りしり(Rishirisanso Hana-Rishiri)  
お宿マルゼン(Oyado Maruzen)      
北国グランドホテル 花コテージ北国(Kitaguni Grand Hotel Hana Cottage Kitaguni)      
ペンション レラモシリ(Pension Reramoshiri)    
たにかわ庵(Tanikawaan)      
利尻ぐりーんひるinn(Rishiri Green Hill Inn)      
夕陽館 * 旅館夕陽(Sekiyokan * Ryokan Sekiyo)  
旅館 雪国(Ryokan Yukuguni)  
ホテル雲丹御殿(Hotel Unigoden)    
島宿 はまだ(Shimayado Hamada)      
グリーンハウス ふじい(Green House Fujii) 電話:0163-85-1030
ホテル利尻(Hotel Rishiri)  
アイランド イン リシリ(Island Inn Rishiri)  
正部川旅館(Shobugawa Ryokan)    
中原旅館(Nakahara Ryokan)  
民宿 くつがた荘(Minshuku Kutsugataso) 電話:0163-84-2038
プチホテル 川一(Petit Hotel Kawaichi)    
旅館 富士(Ryokan Fuji)    
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次のページは礼文島についてご紹介します。

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