
- 2015/6/1
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【蘭越のニセコ黄金温泉】非日常感あふれる景色と源泉掛け流しが楽しめる温泉地
ニセコ黄金温泉
ニセコ黄金温泉は札幌市の西南部に位置する蘭越町の温泉地。清流日本一を7度獲得した尻別川とニセコアンベツ川の交わる場所近くの黄金地区の畑の中に黄金温泉が一軒だけ建ちます。北海道では希少な炭酸泉と羊蹄山の景色が素晴らしい露天風呂を擁していることで知られ、多くの温泉マニアが訪れる人気の温泉地です。営業期間は5月~10月。

1958年には厳しい審査を突破し、ニセコ温泉郷が国民保険温泉地として環境大臣から指定されました。北海道に15箇所ある国民保険温泉地の一つです。ニセコ周辺にはニセコ五色温泉・ニセコ湯本温泉・ニセコ東山温泉・ニセコ昆布温泉・ニセコ湯の里温泉・ニセコ薬師温泉・ニセコ新見温泉・ニセコ駅前温泉・昆布川温泉・ニセコワイス温泉・花園温泉・ひらふ温泉・倶知安温泉といった温泉地がたくさんあります。泉質も様々で、温泉の宝石箱といった感じ。温泉愛好家にはたまらない場所と言えるでしょう。ニセコ湯巡りパスも発行していて、3~4つの温泉施設で入浴することができます。

周辺にはさかもと公園・神仙沼・ニセコ大湯沼・三島さんちの芝桜といった自然が素晴らしい観光地があります。ニセコはスキーやスノーボード以外にも年中楽しめる場所で、春は桜、夏は登山・ゴンドラ・ラフティング・熱気球、秋は紅葉、冬はスキー・スノーボード・スノーシューが楽しめます。あと、直通バスはありませんが、札幌からいこいの湯宿 いろはまで北海道中央バスの高速ニセコ号が運行しているので、比較的早く移動できます。
神仙沼
神仙沼は札幌市の西方面に位置するニセコの共和町にある神仙沼湿原最大の沼。標高約770m地点の高地にあります。紅葉が美しいことで知られ、秋には多くの観光客が訪れます。「皆が神、仙人の住みたまう所」という言葉に感銘を受けた日本のボーイスカウトの父と呼ばれる下田豊松氏により神仙沼と名付けられました。北海道道66号沿いの神仙沼駐車場には神仙沼自然休養林休憩所があり、食事や休憩ができます。営業期間は5月下旬~11月上旬。また、神仙沼自然休養林展望台とトイレもありますよ。入場無料。駐車場も無料です。Read More

ニセコ大湯沼
大湯沼は札幌市の西方面に位置する蘭越町ニセコ湯本温泉にある標高約560mの温泉の泥沼。ちょうどニセコ湯本温泉雪秩父と横並びになっています。おゆぬまと呼び、ニセコ湯本温泉の源泉です。同じ名前を持つ登別温泉の大湯沼よりも、こじんまりとしています。沼の周囲長は約200m。湯量が毎分1,000リットルもあるのだとか。沼からはグツグツと温泉が湧き出しています。昔は間歇泉でしたが、明治時代意の終わり頃に英国系鉱山会社のハウル社が硫黄を汲み上げすぎて、間歇泉じゃなくなってしまいました。入場無料。駐車場も無料です。周辺には小湯沼・チセヌプリスキー場・大湯沼自然展示館・湯本温泉野営場があります。Read More

三島さんちの芝桜
三島さんちの芝桜は札幌の西部に位置する倶知安(ニセコ)にあるプライベートガーデン。2000年代初めに農家を引退後、その土地を利用して芝桜を植えたそうです。その面積が今では4000m2にもなるとか。確かに実際訪れると、その広さにとても個人の力とは思えない驚きを感じます。見頃は5月下旬~6月中旬。入場料は無料です。駐車場とトイレも設置されています。個人のご厚意で開放されているので、マナーを守って見学させて頂きましょう。Read More

ニセコ
ニセコは札幌市の南西方面に位置する町村の総称。ニセコ町を中心に倶知安町・京極町・真狩村・喜茂別町・共和町・蘭越町・岩内町を含んで、ニセコエリアと呼ばれます。ニセコとはアイヌ語で峡谷にある川を意味するそうで、語源の川はニセコアンベツ川だとか。冬はスキー・スノーボード、夏は尻別川でラフティングが楽しめます。羊蹄山・神仙沼・大湯沼など自然も多彩なことも特徴に挙げられるでしょう。さらに、羊蹄山の自然の恵みが還元された美味しい水、美味しい食材も豊富。春は桜、夏はサマーアクティビティ・自然、秋は紅葉、冬はウィンターアクティビティが楽しめ、北海道の自然を年中満喫できる地域です。Read More

日帰り温泉リスト
日帰り入浴できるのはニセコ黄金温泉です。
ニセコ黄金温泉
ニセコ黄金温泉は1軒だけポツンと建った日帰り温泉施設。建物は畑に囲まれ、80歳近い林さんご夫婦が経営しています。元々は農家で、農業用に掘削したら温泉が湧きだし、自宅の敷地に手作りの温泉施設を作っちゃったそうです。全て自前で作ったというから驚きます。

そんなニセコ黄金温泉は開放感に溢れる半混浴露天風呂と源泉掛け流しのお湯が有名です。それらを求めて多くの温泉ファンが訪れることでも知られています。ちなみに営業期間は5月~10月までで、冬は入浴できません。また、そば屋も併設していて、ご主人が手打ちする20食限定の十割そばがも人気があります。日帰り入浴料は500円です。そばとセットだと1100円。


浴場には内湯が1つ、大きい露天風呂が1つ、小さい露天寝湯が1つ、露天壺湯が2つあります。こじんまりとした浴室にある岩風呂の内湯は4人くらいが入浴できそうな大きさ。内湯が全部の浴槽の中で一番温かいです。浴室はガラス張りになっていて、なかなかの明るさ。手作り感溢れる浴室がなんとなく北の国からを思い出させ、北海道らしい雰囲気を感じることができます。
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庭園の中に露天風呂が配置してある感じで、開放感がありまくりです。パラソルも建てられ、非日常感もあります。池に面した半混浴露天風呂はU字型の岩風呂になっていて、男性側の浴場は5人ほどが入浴できそうな大きさ。途中まで男女の浴場を岩で間仕切っていますが、途中から仕切るものが何もなくなります。そのため、人が少ないと家族で温泉を楽しむこともできるそうです。温泉は酸化して、混濁の黄土色に変化しているので、丁度いい感じで身体を隠すことができます。混浴へ配慮されているのでしょうね。また、天気が良ければ、見晴らしが素晴らしいです。羊蹄山も見えちゃいます。「星を見る時スイッチ」を押せば、照明が暗くなり、星空が楽しめるそうです。




小さい露天寝湯と露天壺湯は1人用で、入浴する度に温泉が溢れるのがなんとも気持ち良いです。ちなみに、源泉が酸化されずに湧出しているそうで、無色透明です。しかも気泡がスゴい!これは面白いです。温泉はぬるく、長湯に最適で、何も考えずにボーっと羊蹄山を眺めているのは至福の時間です。



温泉はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉で、弱黄色、混濁、金気味、金気臭。温泉成分の総計は3.389g/kgです。シャワーやカランにも温泉が使用されています。飲泉もできるみたいなので、カランから手ですくって飲んでみました。味は金気味で炭酸はあまり感じられませんでした。浴室にはシャンプーやボディーソープが備え使けられています。無料のドライヤーが更衣室に設置されています。トイレは事前に外に備え付けられているトイレで用を足した方が良いでしょう。ちなみに、宿泊施設は無いので、宿泊はできません。


私が入浴した黄金温泉の雰囲気を動画で確認できます。
▼黄金温泉の様子
泉質 | ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉(中性低張性温泉) |
---|---|
源泉の泉温 | 36.7℃ |
ph | 6.8 |
適応症 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、慢性婦人病、虚弱児童、きりきず、やけど、動脈硬化症 |
禁忌症 | 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患 |
飲用による適応症 | 慢性消化器病、慢性便秘、慢性胆嚢炎、痛風、糖尿病、肝臓病、胆石症、肥満症 |
飲用による禁忌症 | 腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみのあるもの、下痢の時 |
設備 | 露天風呂(4)、内湯(1)。男女別の入浴。 |
日帰り入浴料金 | 大人:500円。小人:250円。 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
休日 | 11月~4月 |
駐車場 | 10台有 |
電話番号 | 0136-58-2654 |
ホームページ | ホームページはこちら |
マップコード | 398 195 227*20 |
宿泊施設リスト
蘭越の宿泊施設は以下を参考にしてください。どのような宿泊施設なのか、口コミや写真などで詳しい情報を知ることができます。
蘭越
ニセコ昆布川温泉
ニセコ湯本温泉
ニセコ五色温泉
北海道の秘湯・野湯のページはこちら
北海道の秘湯・野湯
北海道のすごい温泉のページはこちら
北海道のすごい温泉
ニセコについてのページはこちら
ニセコ
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