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【長万部の二股ラヂウム温泉】日帰り入浴、万病に効く温泉、巨大石灰華が楽しめる二股らじうむ温泉旅館

2014/9/3

二股ラヂウム温泉

二股ラヂウム温泉は洞爺湖の西側に位置する長万部町の温泉地。一軒宿の二股らじうむ温泉旅館が長万部岳の麓の標高約200mの場所に建ち、秘湯として知られます。北海道道842号の終点附近にあり、周りは山ばかり。長万部の中心から約20km離れ、周辺には飲食店やコンビニはありません。旅館の横には高さ25mの石灰華があり、1965年に北海道の天然記念物に指定されました。今も石灰華が成長中です。アメリカのイエローストーン国立公園にあるトラバーチン・石灰華段とともに世界に2つしか無い規模のものとか。そんな大規模石灰華ができるくらいですから、温泉力がすごそうです。

▼天然記念物の石灰華。お湯が少しづつ流れています
長万部の二股ラヂウム温泉

二股ラヂウム温泉はアイヌの人々には知られていた温泉で、熊が傷を癒やすのを目撃したため、神の湯と呼ばれていたそうです。1900年に嵯峨重良氏が温泉小屋を建設。当時は嵯峨温泉と呼ばれていました。その後、病気に効果があると評判だったようで、石灰湯華を薬用とするための医療研究施設が作られた後、旅館が建ち、現在に至ります。1998年の毎日新聞の記事によれば、奥尻の幌内温泉(閉業)、島牧のモッタ海岸温泉、標津の薫別温泉、瀬棚の臼別温泉とともに、北海道内にある天然ラジウムを含有する5つの温泉の一つです。

▼小さな棚田だらけ
長万部の二股ラヂウム温泉

長万部と言えば、かにめしが有名で、かなやが特に人気があります。私は濱乃家で、かにめしを食べましたが、美味しかったですよ。そうそう、長万部の観光地としては、静狩湿原がちょっとだけ知られています。

静狩湿原の雰囲気を動画で確認できます。

▼静狩湿原の様子

濱乃家のかにめし

濱乃家は室蘭の北西に位置する長万部町の食事処。長万部と言えばかにめしが有名です。かにめしとは白飯の上に茹でたカニを散らしたもの。駅弁で日本中に知れ渡りました。それを食べるために、伺ったのが地元の人が利用すると言われる濱之家です。太平洋に面した国道37号沿いに建物があります。記事はこちら

▼玉子の彩りが美しい
かにめし -長万部の濱乃家-

日帰り温泉リスト

日帰り入浴できるのは二股らじうむ温泉旅館です。

▼道路にいた狐
長万部の二股ラヂウム温泉

二股らじうむ温泉旅館

二股らじうむ温泉旅館は水の素株式会社が運営する中規模老舗温泉旅館。万病に効く温泉として有名です。2001年に建物をリニューアルしました。日帰り入浴料は1100円。朝風呂も提供していて、07:00~入浴可能。建物内には食堂があり、日帰り入浴者も利用できます。もちろん宿泊も可能。10日前後の長湯治をしている人も多いようです。

▼建物の外観
長万部の二股ラヂウム温泉

浴場は地下2階に男女混浴浴場があり、地下1階に女性用浴場と主に男性浴場があります。女性浴場には露天風呂が2つと内湯が2つあり、主に男性浴場には内湯が2つあり、混浴浴場には内湯が4つと露天風呂が4つあります。浴室は大きくはありませんが、綺麗な湯治宿といった雰囲気です。男性の浴場と混浴浴場は服を着て移動しなければなりません。また、どの浴槽も混じりっけなしの100%天然源泉掛流の温泉を使用しています。

▼浴場の入口(出典:二股らじうむ温泉旅館 HP
二股ラヂウム温泉

男女別の浴室にある大きな内湯は底が浅く、10人くらいが入浴できそうな大きさ。小さな内湯は立ち湯用で、底が深く、3人くらいが入浴できそうな大きさです。入浴する際には、水着やバスタオルを巻いて入浴してはいけません。お湯が痛むそう。また、シャワーやカランはないので、桶でお湯をすくって掛け湯します。こちらの温泉は、レジャーではなく、生粋の湯治場と考えた方が良いでしょう。

▼浴室の様子(出典:二股らじうむ温泉旅館 HP
二股ラヂウム温泉

混浴浴室には4つの内湯があり、階段側の2つの内湯は立ち湯になっていて、深さは120cm。大きな内湯は10人くらいが入浴できそうな大きさで、小さな内湯は3人くらいが入浴できそうな大きさです。窓際に設置された内湯は寝湯になっていて、大きい寝湯は8人くらいが入浴できそうなで、小さい寝湯は1人用です。

▼混浴浴室の様子(出典:二股らじうむ温泉旅館 HP
二股ラヂウム温泉

露天風呂は奥にあるのが底の浅い2つの寝湯。それぞれ1人用サイズです。手前の2つはそれぞれ4人くらいが入浴できそうな大きさで、水温が異なります。ここから天然記念物の巨大石灰華が眺めることが可能です。それにしてもデカい!この自然の力の凄さを見せつけられると、病に効くというのも頷けます。夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪を見ながら入浴が楽しめます。

▼混浴露天風呂(出典:二股らじうむ温泉旅館 HP
二股ラヂウム温泉
▼混浴露天風呂(出典:二股らじうむ温泉旅館 HP
二股ラヂウム温泉
▼混浴露天風呂
長万部の二股ラヂウム温泉
▼油膜が張っている
長万部の二股ラヂウム温泉

ビックリしたのが、温泉の表面に温泉成分の膜が出来ていること。触ると砂のようにザラザラするのがわかります。結晶化しているのでしょう。スゲーっと最初は興奮していましたが、どの風呂でも温泉成分が析出しているので、珍しさも無くなりました。。。万病に効くということで、湯治客が多いようです。大体皆さんは寝ながらでの入浴。はしゃいでいるのは私だけでした。

▼温泉成分が析出
長万部の二股ラヂウム温泉

各浴室には飲泉所があり、温泉・炭酸泉・冷水の3種を飲むことができます。ちなみに温泉の飲泉は慢性消化器病と慢性便秘に効果が期待されます。それぞれ温泉湧出口と蛇口から掛け流され、蛇口は止めてはいけません。水分補給しながら長時間入浴することが薦められています。入浴時間の長い人は1日8時間も入浴するとか。これは体力も必要だ。廊下にお客様の感謝の言葉が貼りだされていて、遠くは中国から来られて快方に向かった様子が書かれていました。入浴すれば病気が快方に向かうチャンスがあるのは間違いなさそうです。

▼快方に向かったお客さんの声
二股ラヂウム温泉

お湯はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、赤褐色、混濁、弱塩味、金気臭。温泉成分の総計は9.320g/kgです。浴室にはシャンプーやボディーソープは備え付けられていないので、持参しなければなりません。また、露天風呂の近くに歩行用プールがあります。こちらは水着を着てもOKです。浮き輪も備え付けられています。

▼プール(出典:二股らじうむ温泉旅館 HP
二股ラヂウム温泉

男女浴場では、シャンプーや石鹸を使用することができますが、男女混浴の浴場では石鹸やシャンプーの利用が禁止されています。脱衣所にはトイレが設置してあります。

▼脱衣所
長万部の二股ラヂウム温泉

私が入浴した二股らじうむ温泉の雰囲気を動画で確認できます。

▼二股らじうむ温泉の様子

泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(中性等張性高温性)
源泉の泉温 43.2℃
ph 7.1
適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、慢性便秘
禁忌症 急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患
飲用による適応症 慢性消化器病、慢性便秘
飲用による禁忌症 腎臓病、高血圧症、下痢の時、その他一般にむくみのあるもの
設備 混浴露天風呂(4)、女性用露天風呂(2)、混浴内湯(4)、主に男性用内湯(2)、女性用内湯(2)。プールもあり。
日帰り入浴料金 大人:1100円。小人:500円。
営業時間 07:00~20:55
休日 不定休
駐車場 20台有
電話番号 01377-2-4383
ホームページ ホテルのホームページはこちら
宿泊予約 じゃらんはこちら楽天はこちら
マップコード 981 269 873*71

宿泊施設リスト

二股ラヂウム温泉の宿泊施設は以下を参考にしてください。どのような宿泊施設なのか、口コミや写真などで詳しい情報を知ることができます。

二股らじうむ温泉旅館(Futamata Radium Onsen Ryokan)
Booking

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